ソニーの最新Xperiaフラッグシップ、Xperia 1 IIIのau版、SOG03向けにファームウェアアップデートの提供が開始されました。
ビルド番号は「61.0.D.2.135」で改善内容としては:
・ごくまれに電源キーが反応しなくなる問題の改善
・まれにディスプレイ点灯時に再起動する不具合の改善
・セキュリティ機能の改善
・セキュリティパッチレベルが2021年9月に
ちなみにこの9月版のセキュリティーパッチを含むファームウェアはすでに数日前から海外版の一部で提供が始まっていますが、こちらはファイルサイズが287MP。
一方今回のアップデートファイルのサイズは約430MBとかなり大きめです。
ただ、国内版Xperia 1 IIIには一つ前の8月分パッチは提供されていません。
このアップデートには「システム温度管理アルゴリズム」の最適化というおそらく発熱を抑えるための修正が加えられているはずで、ファイルのサイズからも今回のau版向けのアップデートはこの一つ前の8月アップデートも包括したバージョン、ということになりそうです。
追記:
先ほど、ドコモ版のXperia 1 III、SO-51Bに対しても9月分セキュリティーパッチを含むアップデート提供が開始されました。
改善内容は:
・アンビエント表示でフォト画像をステッカーに設定できない場合があります。
・YouTubeサーチ機能を使用するとエラーが表示され使用できない場合があります。
・電源キーを押すと電源断あるいは再起動する場合があります。
・セキュリティ更新(設定メニューのセキュリティパッチレベルが2021年9月になります。)
内容はau版と若干違い、電源ボタンに触れると再起動するといった不具合も改善。
ただ、どちらのアップデートにも記述されているもの、ないものがあるだけで内容は同じ、という可能性が高そうです。
コメント
ドコモ版のXperia 1 IIIは今回のアップデートで、「Wi-Fi6だと繋がらない&繋がっても速度が異常に遅い」の不具合は治った。
ネットワークの詳細にある受信リンク速度が、288Mbpsしか出ないけど、たぶん環境の問題だと思う。