
Samsungが次世代フラッグシップ「Galaxy S26 Ultra」の開発とテストを進めているとの噂が浮上しました。最新の情報によると、このプロトタイプモデルは「Galaxy S25 Ultra」と同じストレージ構成を採用している可能性が高いとされています。さらに、チップセットにはQualcommの「Snapdragon 8 Elite Gen 2」が搭載される見込みで、Exynosチップの搭載は見送られる可能性が指摘されています。
Snapdragon 8 Elite Gen 2のみを搭載?
Samsungは通常、新型フラッグシップの開発を前モデルの発表と同時期に開始するとされています。その中で、Galaxy S26 Ultraのプロトタイプが既に256GB、512GB、1TBのストレージ構成でテストされていることが明らかになりました。また、Sペンのサポートも継続される見込みです。

チップセットに関しては、現在のところQualcommの「Snapdragon 8 Elite Gen 2」が唯一の選択肢として試験されているとの情報があります。TSMCがこのチップセットを第3世代3nmプロセス「N3P」で独占生産しており、Samsungの3nm GAAプロセスの歩留まり問題が影響している可能性があるとされています。
Exynos 2600の量産は間に合うのか?
一方で、Samsungは次世代チップセット「Exynos 2600」の試験生産を進めています。最新の情報によると、Samsungの2nm GAAプロセスを採用し、歩留まり率は30%に達しているとのこと。しかし、量産に向けては最低でも70%の歩留まりが必要とされており、現時点では量産には至っていません。
もしSamsungが今後10カ月以内に歩留まり率を大幅に向上させることができなければ、Galaxy S26 UltraはSnapdragon 8 Elite Gen 2のみを搭載して市場に投入される可能性が高まります。
まだ不確定要素も多いGalaxy S26 Ultra
今回の情報はまだ噂の段階にあるため、今後の開発状況によって仕様が変わる可能性もあります。SamsungがExynos 2600の量産体制を整えることができるのか、それともSnapdragon搭載モデルのみでの展開となるのか、今後の動向に注目が集まります。最新情報が入り次第、引き続きお伝えします。