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ソニーの最新ミッドレンジモデルXperia 10 VIで、深刻な不具合が発生している可能性が浮上しています。同モデルに対するファームウェアアップデートが2か月近く中断されており、その理由が注目を集めています。
海外ユーザーの指摘で発覚
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この問題が初めて指摘されたのは海外のReddit上でのXperiaユーザーからの報告です。ソニーがXperia 10 VI向けのアップデートを突如中断しているというもの。実際、日本のソニー公式サイトでも11月セキュリティパッチを含むアップデートが配信停止されているとアナウンスされています。
- アップデート提供開始:12月20日
- 配信中断発表:12月23日
それ以降、新しいアップデートは国内版・海外版ともに配信が再開されていません。
SIMフリー版・キャリア版ともに影響
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今回のアップデート中断は、国内のSIMフリー版(XQE44)やドコモ版(SO-52E)、他のキャリア版などにも影響しています。年末を挟み、すでに2か月間アップデートが再開されていない状態です。
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ファームウェア更新が不具合で一時停止すること自体は珍しいことではありませんが、2か月近くも再開されないケースは非常に稀です。このことから、Xperia 10 VIでは修正が難しい深刻なバグが発生している可能性が考えられます。
アップデート中断の背景と不自然な動き
さらに興味深いのは、旧型モデルのXperia 10 Vが先月Android 15アップデートを先行して受けている点です。通常、最新モデルが先にOSアップデートを受けることが多い中で、今回の順番は異例の対応とも言えます。これもXperia 10 VIのアップデート中断と何らかの関連があるかもしれません。
ユーザーの不安と今後の対応に期待
現在もソニーから具体的な説明はなく、ユーザーの間では不安や不満の声が広がっています。Xperia 10 VIを使っている方は、引き続きソニーからの公式アナウンスを待ち、安易にアップデートを再開しないよう注意が必要です。
ソニーには、迅速な対応と問題の解決が期待されます。