昨年、中国市場でSnapdragon 8 Eliteを搭載した「Xiaomi 15シリーズ」が発売され、多くの注目を集めました。しかし、シリーズの中でも特に期待されていた「Ultra」モデルはラインナップに含まれていませんでした。そんな中、ついに来月、中国での発売が予想される「Xiaomi 15 Ultra」の実機画像がリークされ、話題を呼んでいます。
今回の画像を公開したのは、リーク情報で知られるKartikey Singh氏。彼がX(旧Twitter)で共有した写真は、これまでの15シリーズとは一線を画すデザインを示しています。
復活した円形カメラモジュール
リーク画像によると、Xiaomi 15 Ultraは、これまでの四角いカメラモジュールから一転して、アイコニックな円形モジュールを採用しています。モジュールの下部には、3つの円形カメラが配置されており、それぞれ以下のような構成と推測されています:
- 1インチ50MPメインセンサー
- 50MP超広角カメラ
- 50MP望遠レンズ(3倍ズーム対応)
さらに、その左上には「LEICA」のロゴが縦向きで配置され、右側には200MPペリスコープ望遠レンズが。こちらはマクロ撮影にも対応しており、4.3倍ズームが可能とされています。また、モジュール上部にはLEDフラッシュが2つ搭載されているのも特徴的です。
背面デザインにも注目です。リーク画像ではブラックのヴィーガンレザー仕上げが確認できますが、ガラスやセラミック仕上げのオプションが用意されるとの噂も。さらに、カメラモジュールの外縁には赤いリングが施され、スタイリッシュさが際立っています。
過去のCADレンダリングと異なる点も?
今回の画像は、以前公開されたCADベースのレンダリングとはいくつか異なる点があります。たとえば、LEICAロゴの配置が横向きから縦向きに変更されている点や、フラッシュが1つから2つに増えている点が挙げられます。こうした細かな違いは、最終的なデザインへの期待感をさらに高めています。
スペックも注目のハイエンド構成
Xiaomi 15 Ultraはデザインだけでなく、そのスペックも圧倒的です。以下は現時点で予想される主な仕様です:
- プロセッサ:Qualcomm Snapdragon 8 Elite
- OS:HyperOS 2.0(Android 15ベース)
- ディスプレイ:6.7インチLTPO OLED(120Hzリフレッシュレート対応)
- カメラ構成:
- 50MP(1インチメインセンサー)
- 50MP(超広角)
- 50MP(3倍ズーム望遠)
- 200MP(マクロ対応4.3倍ズームペリスコープ望遠)
- バッテリー:6000mAh(90W有線/80Wワイヤレス充電対応)
- 生体認証:画面内超音波指紋センサー
- 通信:デュアル衛星通信対応
- デザイン:ヴィーガンレザー、ガラス、セラミックから選択可能
公式発表が待ち遠しい
今回の情報はあくまでリークに基づいたもので、公式な発表はまだありません。ただし、これほどの完成度と特徴的なデザインを持つスマートフォンが登場すれば、ファンや業界関係者からの注目を集めることは間違いありません。
Xiaomi 15 Ultraの正式発表まで、さらなるリーク情報や詳細が明らかになることを期待しましょう!
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