ソニー製品のリーク情報で有名なWalkmanblogから同社の未発表新型イヤホン「YY2986」の情報が早くもリークされました。
このモデルは、WF-C710Nとしてリリースされる可能性が高いですが、正式名称はまだ不明です。今回のリーク元は台湾の認証機関Audixで、フル写真とバッテリーの詳細も確認されています。
バッテリー性能の進化
YY2986は、イヤホンに3.85V/70mAhのバッテリーを採用しており、供給元はHighPower SP1254とVDL 1254PF4Dです。これらは既存モデルのWF-C700NやWF-C510でも使われているバッテリーと同じです。充電ケースのバッテリー容量は500mAh(3.85V)と、WF-C700Nより200mAh増加しており、WF-1000XM5と同じバッテリーを採用しています。この結果、ケース込みで最大24時間のバッテリー寿命が期待でるとのこと。
デザインの変化と新機能
リーク画像から分かる主なデザイン変更は以下の通りです:
- 物理ボタンの廃止 WF-C700Nに搭載されていた物理ボタンが廃止され、より洗練されたデザインに。マイクのメッシュ部分はWF-1000XM5に似たスタイルに変更されています。
- プロximityセンサーの追加 ソニーのエントリーモデルとしては初めて、近接センサーが搭載されました。これにより、イヤホンの着脱に応じた自動再生/一時停止機能が利用可能になります。
- 充電ピンの数が2つに ソニーの最新モデルに共通する2ピン構造が採用されています。
また、イヤホン背面に小さな穴があり、これは気圧調整のためと推測されています。
ケースデザイン
充電ケースはWF-C700Nを進化させた形状で、下部がやや大きくなりWF-C510に近いデザインです。前面に通知用LED、背面にペアリングボタンとUSB Type-Cポートを搭載しています。トップにはソニーのロゴが刻印されており、型番やシリアル番号は底面に配置されています。
透明ケースの画像も公開されており、ワイヤレス充電機能がないことが確認できます。クリップで固定された構造はWF-C700NとWF-C510と同様です。また、透明なモデルの登場は新たなデザインの方向性を示しており、内部構造が見えることで独特な視覚的体験を提供します。
カラーバリエーションにはソニー初の透明ブルーも!
YY2986は以下の4色で展開されると予想されています:
- ブラック:マットな質感で控えめなデザイン。
- ホワイト:シンプルで清潔感のある色合い。
- ピンク:パステル調の優しいカラー。
- 透明ブルー:ソニーでは珍しい透明デザイン。AppleのBeats Studio Buds+を彷彿とさせます。
特に透明ブルーは、新しい試みとして注目を集めそうです。透明ケースの内部構造が見えるデザインは好みが分かれるかもしれませんが、革新的な一歩と言えるでしょう。
ちなみに同ブログによると、ソニーが透明ボディーのイヤフォンをリリースしたことはおそらくないとのこと。(確かの私の知っている限りでもありません)
機能面の期待
対応コーデックについては現時点でSBCとAACが予想されますが、新たにLC3やLDACのサポートが追加される可能性もあります。また、ノイズキャンセリング性能については、WF-C700Nと同じシングルNCマイクか、LinkBuds Fitに近いデュアルNCマイクにアップグレードされるのかが注目されています。
リークのその後
興味深いことに、今回の情報が公開された認証リストはその後削除されました。これは意図的なリークの可能性もあり、公式発表が待たれるところです。
まとめ
今回リークされたYY2986は、WF-C700Nの後継モデルとしてさらなる進化を遂げているようです。特にバッテリー性能や新機能の追加、そして大胆なデザインの変更が目を引きます。透明なモデルの登場も含め、ユーザーの選択肢が広がる点は大きな魅力です。価格設定や正式な仕様についての発表が楽しみです。続報が入り次第、またお届けします!
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