Galaxy S25 Ultraに搭載されるSペンが、Bluetooth非対応になるというリーク情報が話題を集めています。この変更はコスト削減の一環である可能性が指摘されていますが、一部のユーザーには歓迎されない決定かもしれません。
Sペンは、もともとディスプレイ上で文字を書いたり、スケッチをしたりするためのスタイラスペンです。しかし、近年ではBluetoothを利用した多機能化が進み、単なるペン以上の役割を果たしてきました。例えば、側面のボタンを使ってお気に入りのアプリを起動したり、カメラのシャッターボタンとして使ったり、音楽を操作したり、Samsung Notesアプリで自動フォーマットを実行したりすることが可能でした。このカスタマイズ性の高さが、多くのユーザーにとって大きな魅力となっていました。
コストカット?それともバッテリー持ち向上のため?
しかし、リーカーのIshan Agarwal氏がTwitter(現X)で投稿した情報によると、Galaxy S25シリーズのSペンはBluetooth非対応になるとのことです。ただし、ペンのボタン自体は引き続き搭載される模様です。この変更はコスト削減や、SペンがBluetoothを利用する際に必要な充電を省くことで、バッテリー寿命を延ばすための施策かもしれません。Bluetoothを使わない場合、Sペンは内部にバッテリーを搭載せずとも動作するため、よりシンプルな構造になると考えられます。
Galaxy Note 9以降、カスタム機能付きのSペンを愛用してきたユーザーにとっては、大きな痛手となる可能性があります。一方で、初めてSペンを使用する新規ユーザーや、Sペンをあまり使用しないGalaxy S Ultraユーザーにとっては、それほど大きな問題ではないかもしれません。それでも、Bluetooth非対応によってこれらの便利な機能が削除されるとなると、一部のユーザーには衝撃的なニュースとなるでしょう。
なお、SamsungはGalaxy S25シリーズを1月22日に正式発表する予定です。このリークが本当かどうか、そして実際にSペンの機能がどのように変化するのか、正式な発表が待たれます。
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