次世代Androidフラッグシップの進化は「過去最大」SD8Gen4は「40%、2世代分」の性能アップ

次世代のAndroidフラッグシップに搭載されるハイエンド向けチップセット、と言えば、今月中に正式発表されることが確定しているQualcommのSnapdragon 8 Gen 4およびMediatekのDimensity 9400。

今回、これら次世代チップの性能進化について興味深い情報が見つかりました。

中国のスマホメーカー、Vivoのプロダクト・マネジャーであるHan Boxiao氏がWeibo上に投稿していたもの:

これまで17世代の製品、12世代のSoCを使ってきたという同氏によると、今回のフラッグシップ向けSoCのアップグレードは「過去最大」になるとのこと。

同氏いわく、これまでのチップセットの1世代での性能進化は15%程度が平均で、大きくても20~25%程度だったが、今回のフラッグシップ向けチップセットでは40%の性能進化となるとコメント。

なお、別のユーザーの質問に答える形で、この「フラッグシップ向けチップセット」についてはSnapdragon 8 Gen 4とDimensity 9400の「両方」とのことです。

確かに、過去のSnapdragon 8/800シリーズではベンチマーク上で前世代チップから30%近い性能向上があったチップセットはありましたが、さすがに40%の性能アップというチップセットはなかったように思います。

最新の情報によると、今回のSD8Gen4は価格がSD8Gen3よりも25%ほど引き上げられているともいわれていますが、性能面では十分それに見合った進化がある、ということでしょうか。

来年国内でリリースされるであろうハイエンドフラッグシップと言えば、Xperia 1 VIIやGalaxy S25シリーズなど。非常に楽しみですね。

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