ソニーモバイルの最新フラッグシップモデル、Xperia 1 VI。
公式スペックで見比べる限り、Xperia 1 VIとXperia 1 Vのカメラのハード面での違いは望遠カメラの焦点距離、つまりズーム倍率のみの模様で、少なくともセンサーサイズなどに変化はありません。
一方、Xperia 1 VIでは「Photo Pro」「Video Pro」「Cinema Pro」の3つのカメラアプリが廃止され、一つのカメラアプリに統合。
これに合わせてオートモード(過去モデルでいうベーシックモード)にも大きな変更が加えられていると言われています。
そんな中、GSMArenaがこのXperia 1 VIのレビュー記事を公開。その一部にまだ貴重なXperia 1 VIとXperia 1 Vの撮り比べがありました。
以下はメインカメラのズームなし(1倍)で撮影したもの。
左がXperia 1 VI、右がXperia 1 Vですが、これといって画質に大きな違いはなさそうです。
そして次はメインカメラの2倍ズームで撮影したもの。
これは48MPを12MPにクロップすることによる2倍ズームで、Xperia 1 VIで撮影したものの方が1 Vのものよりも若干細部まできれいに再現されているようにみえますが、顕著な差というほどではありません。
そして以下は望遠カメラでの撮影。
こちらもXperia 1 VIの方が全体のトーンは明るめですが、細部の再現性という点では甲乙つけがたいところ。
一方、以下は暗所撮影での比較。
Xperia 1 VIで撮影したものの方が若干明るく写っているように見えますが、こちらも画像のシャープさという点ではほとんど差はなしといった感じ。
「テレマクロ」は評価上々
一方、Xperia 1 VIで搭載されたカメラまわりの新機能の一つが「テレマクロ」。望遠レンズを使って物理的に離れてマクロ画像を撮影するというもので、これに関しては同サイトの評価も上々。
確かに既存のスマートフォンではなかなか撮れない近接撮影画像かもしれませんね。
Xperia 1 VIの1 Vからのカメラ進化は「最小限」
ソース記事にはこれら以外にも複数のサンプル画像がありますが、どれを見ても1 VIと1 Vのどちらかので撮影したものが一方的に勝っている(あるいは劣っている)というものはなさそう。
よって、事前リークで報じられていたようなXperia 1 VIでのソフトウェアの変化によるオートモードの進化もそれほど大きなものとは言えなさそうです。
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