認証通過情報などから国内での取り扱いが確定したシャオミのRedmi Note 13 ProおよびRedmi Note 13 Pro+の2モデル。
13 Proの方はauから、13 Pro+の方はSIMフリー(ソフトバンク版もある可能性)で展開されることになります。
そして機種名からも分かるように、これら2モデルは兄弟モデルですが、13 ProにはSnapdragon 7s Gen 2搭載、13 Pro+にはDimensty 7200 Ultra搭載という違いがあります。
(他のスペックはほとんど同じです)
そして名称的には「+」を冠するRedmi Note 13 Pro+の方が上位モデルという位置づけです。
というわけで今回はこれら2モデルの性能がチップセットの違いでどの程度異なるのか、という比較をしてみたいと思います。
Redmi Note 13 Pro vs Redmi Note 13 Pro+の性能比較
そして以下はこちらのAndroidスマホのベンチマークスコア一覧からそれぞれの機種のスコアを抜き出したもの:
Redmi Note 13 Pro (Snapdragon 7s Gen 3) | Redmi Note 13 Pro+ (Dimensity 7200 Ultra) | |
シングルコア平均 | 1015 | 1111 |
マルチコア平均 | 2827 | 2601 |
シングルコアでは「+」の方が1割程度スコアが高くなっていますが、マルチコアでは逆に無印の方がスコアが1割近く高くなっており、これはおそらく統計的にも有意な差。
つまり、Redmi Note 13 ProとPro+では、CPU性能という点ではほぼ互角と言えそうです。
一方、GPU性能を測定するGeekbench Computeのスコアを比較してみると状況は一変:
Open CLのスコアを比べると、Redmi Note 13 Pro+のスコアは無印モデルの2倍近くになっています。
つまりこのRedmi Note 13 ProとPro+、普段使いならばあまり性能差を感じることはなさそうですが、ゲームなど、グラフィック負荷の大きい動作をする際はおそらく性能差を感じる可能性が高そうです。
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