ソニーの2024年新型ミッドレンジ「Xperia 10 VI」はSD7sGen2を搭載の模様

ソニーモバイルの2024年ラインナップで毎年リリースされることがほぼ確実な「レギュラー機種」と言えば「Xperia 1 VI」、「Xperia 5 VI」、「Xperia 10 VI」の3モデル。(いずれも仮称)

そしてやはり今年前半の注目機種と言えばプレミアムフラッグシップのXperia 1 VIということになり、同モデルについては少しずつ噂・リーク情報が増えてきているという印象です。

一方、例年通りであれば同時発表、そしてリリース時期も近くなるはずの次世代ミッドレンジ、Xperia 10 VIに関する情報はまだかなり少なく、あっても信頼性はあまり高くないものばかり。

そんな中、このXperia 10 VIの可能性のある気になるベンチマークスコアがGeekbench上で発見された模様です。

ソニーXperiaの開発コード「PDX-246」?

Weiboユーザーが少し前に投稿していたGeekbenchのものと思われるベンチマークスコアのスクリーンショット。

このベンチマーク、ご覧のように「Sony」や「Xperia」といった記述はないので、これがXperiaという確証はありません

ただ、ソニーは過去数世代のXperiaスマホのコード名にPDX-xxxというフォーマットを採用しており(例:Xperia 1 V=PDX-234)、3桁数字の最初の二つは年式を表しています。

よって、この「PDX-246」というのは2024年の新型Xperiaのコード名という可能性がかなり高いと言えます。

2024年ミッドレンジ、Xperia 10 VIのベンチマーク?

そして気になる搭載チップセットですが、「Motherboard」の欄に「SM7435-AB」とあり、これは昨年末にクアルコムが発表したSnapdragon 7s Gen 2のもの。

これまでソニーがXperiaにアッパーミドル機向けのSnapdragon 7/700番台のチップセットを採用した例はありません。

ただ、最も近いシリーズとしてはこれまでSnapdragon 600番台を搭載してきたXperia 10シリーズということに。

よって、今回のPDX-246は仮に実際にXperiaのものだとするとXperia 10 VIという可能性が最も高くなります。

なお、これが実際にXperia 10 VIのものだとすれば、ようやくメモリが6GB→8GB RAMにアップグレードということになりそうです。

SD7sGen2の性能は?

ちなみにSnapdragon 7s Gen 2を搭載した機種、と言えば、日本でのリリースの可能性も高いシャオミのRedmi Note 13 ProやPOCO X6に搭載されており、ベンチマークスコアは以下のような感じ:

Snapdragon 7s Gen 2の性能はSnapdragon 6 Gen 1よりも一回り上といった感じですが、ハイエンド並みの性能のSnapdragon 7+ Gen 2には遠く及ばないようです。

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