ソニーXperiaの売上高が前年比で22%の大幅減少、ミッドレンジ不調が原因か

本日ソニーグループが発表した2023年7月~9月期の決算。

この決算内容から、モバイル部門、つまりXperiaスマートフォンの売上高が前年同期比で大きく減少していることが明らかになりました。

この時期のソニーのモバイルコミュニケーション部門の売上高は約73億円となっており、前年同期比で20億円以上、約22%も減少しています。

ちなみに2022年のこの時期の同部門の売上高は2021年同期比で5%程度の減少だったので、今年は減少幅が大きく拡大しているということになります。

なお、今回の数値はあくまで売上「高」。
ソニーはここ数年、スマートフォンの売上台数・出荷台数などは公表していないので、実際にどの程度売上台数が減ったのかは不明です。

ただ、2023年モデルのXperiaの価格が全体的に前モデルからアップし、単価が上がっていることを考えると、売上台数の減少幅は売上高以上の相当なものになるはず。(3割減くらいもありえそう?)

一方で、Xperia 1 Vは過去の1シリーズモデルと比べても比較的好調だったと言われており、また、今回の決算には基本的にはXperia 5 Vはほとんど含まれていないはず。

そうなると、今回の売上高の大幅減の大半はミッドレンジモデル、Xperia 10 Vの不調が主な原因である可能性が高そうです。

また、今年はXperia 5 Vもかなり不調と言われています。
となると、今年の10月~12月期の売上は前年同期比での減少幅がかなり拡大するという可能性もありそうです。

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