中国のHuaweiが展開するスマートフォンの一部で、Googleアプリが「ウイルス」として見なされるという報告が複数挙がっているようです。
RedditやGoogleのフォーラム上のスレッドによると、ファーウェイのスマートフォンにGoogleアプリをインストールすると、これを”TrojanSMS-PA “ウイルスとしてマークし、アプリが “感染している “という警告を表示するとのこと。
数年前、米政府による対ファーウェイへの輸出規制の一環で同社のスマートフォンでGoogleアプリがすべて使用できなくなり、いわゆる「Googleなし」となったHuawei製スマホは一気に世界シェアを失いました。
ただ、手動でGoogleアプリをインストールすることは現在も可能なようで、今回のウイルス警告はこういったユーザーの端末に表示されているようです。
今回のGoogleアプリをウイルスと見なす、というのは中国政府が絡んだ一種の仕返し・嫌がらせかとも思ったのですが、どうやらそういうわけではない模様。
実際には単にシステムがGoogleアプリの一部をウイルスとして誤検知してしまっているだけなようで、こういった誤検知はGoogle PlayストアのPlay Protectでもたまに発生するようです。
ソース:9TO5Google
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