ソニーモバイルの2023年プレミアムフラッグシップ、Xperia 1 V。
少なくとも、国内での過去数世代のXperia 1シリーズの中では最も評価の高い機種となっており、その理由としてはカメラ性能の進化に加え、前モデルと比べて大幅に性能が安定したSnapdragon 8 Gen2のパフォーマンスも大きく寄与していると思われます。
そんな中、このXperia 1 Vの派生機種、あるいはアップグレードモデルの可能性のある謎のXperiaモデルのベンチマークスコアが発見されたようです。
RedditユーザーがWeibo上で見つけたとされる投稿を共有していたもの。
「SONY」や「Xperia」といった記述はありませんが「PM-143x-BV」はXperiaモデルのメーカー型番でXperia 1 Vのもの。
ただ、現在判明している限りでは、Xperia 1 Vのメーカー型番は「PM-1430-BV」~「「PM-1436-BV」までで、この「PM-1437-BV」というのはどの国・地域のバージョンにも割り当てられていません。
また、Xperiaにはまだ配信されていないはずのAndroid 14を搭載しており、さらにチップセットのプライマリコアのクロックスピードがレギュラーモデルよりもクロックアップされています。
そしてこのクロックスピードはGalaxy S23シリーズの「Snapdragon 8 Gen 2 For Galaxy」やREDMAGIC 8S Proに搭載の「Snapdragon 8 Gen 2 Leading Edition」に搭載のものと同じ。
つまり、Xperia 1 Vにはチップセットが若干アップグレードされた派生モデル、もしくはアップグレード版が存在する可能性がある、ということに。
ただ、最近Geekbench上には明らかに実在しないおかしなメーカーと型番の組み合わせのベンチマークスコアが度々登場しています。
よって今回のものもただのフェイクという可能性は十分にあるので、過剰な期待はしない方が良いと思います。
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