先日中国で正式発表・リリースされたシャオミの最新ミッドレンジモデル、Redmi Note 12R。
世界初のSnapdragon 4 Gen2搭載機として注目を集めていますが、少し前にIMEIデータベースからこのRedmi Note 12Rには日本市場向けのモデルがあることも判明しました。
そして今回、nanoreview.net上にこのSnapdragon 4 Gen 2のベンチマークスコアが掲載されていました。
同チップセットのAntutuベンチマークスコアは約55万ポイント。
Geekbenchではシングルコアが約900ポイント、マルチコアが約2600ポイントとなっています。
これをSnapdragon 695と比較すると:
Snapdragon 4 Gen 2のベンチマーク上の性能はSD695よりも3割前後も上、ということに。
ご存知のように、2023年前半に国内展開されているミッドレンジモデルはかなりの「不作」。
Xperia 10 V:Snapdragon 695
AQUOS wish3:Dimensity 700
moto g53j/g53y:Snapdragon 480+
Oppo Reno9 A:Snapdragon 695
Redmi 12C:Helio G85
Galaxy A54 5G:Exynos 1380
唯一、このSnapdragon 4 Gen 2搭載のRedmi Note12Rより高性能なチップセットを搭載しているのはGalaxy A54 5Gということになり、それ以外はすべてSD695かそれ以下の性能のチップセット。
よって、このRedmi Note 12Rは少なくとも現時点で判明しているほとんどの2023年版ミッドレンジモデルよりも高性能になる、ということに。
また、このRedmi Note 12Rは国内向けモデルの型番からおサイフ/Felicaに対応することも確実となっており、国内向けカスタマイズもバッチリ。
おそらくリリース時期はまだ少し先、ひょっとすると秋口くらいになる可能性もありますが、それでもこれまでの2023年ミッドレンジモデルのラインナップからすると、急ぎでなければ十分に待つ甲斐はあると思われます。
なお、最新の情報によると、このRedmi Note 12Rのグローバル版は「Redmi 12 5G」として展開される可能性が高いようです。
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