ソニーが国内販路の自力開拓に方向転換?Xperia 10 Vの価格もSIMフリー版が最安

7月6日に発売となる国内版の最新ミッドレンジXperia「Xperia 10 V」。

先週くらいから各キャリアが発売日・価格を発表し始め、今回、すべての取扱いキャリア/ストアでの価格が勢ぞろいしました。

Xperia 10 Vのキャリア/ストア別価格一覧:

  • ドコモ版→79,860円
  • au、UQ版→69,550円
  • SoftBank版→79,920円
  • 楽天モバイル版→72,800円
  • ソニー直販・SIMフリー版→67,100円

ご覧のようにXperia 10 Vの本体価格はソフトバンク版が最も高く、ソニーストア直販モデル/SIMフリーモデルが最安となっています。

ちなみに、Xperia 1 Vの国内展開モデルも端末の一括価格で見るとソニー直販モデルが最安です。
さらにメモリは16GB、ストレージは512GBとキャリア版の12GB/256GBからアップグレードされています。

つまり、これまでの2023年XperiaはフラッグシップモデルもミッドレンジモデルもSIMフリー/メーカー直販モデルがいずれのキャリア版よりも安い、ということになり、これは昨年までにはなかった事象です。

今シーズンのXperiaは特定のキャンペーンや2年後の返却を前提とした割引などを利用する意図がなければ、キャリア版を買う理由というのはほぼ皆無といった感じに。

こうみると、ソニーは2023年モデルからキャリアには頼らず、国内での販路を独自に開拓しようと方向転換をしたようにも感じます。

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