なぜ国内モデルだけ高い?Xperia 1 VとXperia 1 IVの発売時価格比較

国内ではまだau版の価格しか判明していないませんが、海外で取り扱いのある国・地域ではほとんど価格が判明しています。

発表前には前モデルから値下がり、大幅アップなどなど、様々な価格情報が交錯したこのXperia 1 Vですが、海外も含めて実際には価格はどういった設定なのか?という点を見てみたいと思います。

Xperia 1 IV(256GB)→Xperia 1 V(256GB)の価格比較:

  • 日本(au版):192930円→210,240円(+9%)
  • 香港版:HK$9,699→HK$9,699 (据置き)
  • 欧州版:€1399→€1399(据置き)
  • 英国版:£1299→£1299(据置き)
  • 中国版:8,499中国元→8,999中国元(+6%)
  • 台湾版:36,990台湾ドル→38,990台湾ドル(+5%)

ここで重要なのはそれぞれの日本円換算額ではなく、前モデルからの価格推移。

ご覧のように香港や欧州、英国などでのXperia 1 Vの価格は結局前モデルから据え置き。
中国や台湾では若干の値上がりとなっていますが、その値上がり幅は国内版ほどではありません。

まだ日本で判明しているXperia 1 Vの価格はau版だけではありますが、ドコモ版やソフトバンク版はさらにXperia 1 IVからの価格上乗せ率は高い可能性もあります。

なお、米国でのXperia 1 IV(256GB)の価格は1399ドルですが、同国では前モデルのXperia 1 IVが512GBモデル(1599ドル)だけしか展開されておらず、価格の比較はできません。

ちなみに、為替の影響もある可能性があるので、一応「円指数」を見てみましたが、現在と昨年の同時期でそれほど大きな差はみられませんでした。

うーん、確か昨年のXperia 1 IVでも前モデルからの値上げ率が一番大きかったのは国内キャリア版でした。どうしてソニーも本国のみでこのような値上げをするのかは非常に気になるところです。

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