クアルコムの最新ハイエンド向けチップセット、と言えばSnapdragon 8 Gen2。
国内でもすでにGalaxy S23シリーズが正式発表済みで、未発表機種でもソニーのXperia 1 VやAQUOS R8などへの搭載が確実視されており、発熱が問題視された昨年のSD8Gen1やその前のSD888と比べるとかなり評判の良いチップセットという印象です。
そんな中、その強力なライバルとなるMediatek製チップセットを搭載した機種のベンチマークが発見された模様です。
vivoの未発表モデル「iQOO Neo 8 Pro」のベンチマークスコアとのことで、搭載チップはDimensity 9200+、そしてそのAntutuスコアはなんと130万ポイント台後半となっています。
ちなみに以下はnanoreview.net上のSnapdragon 8 Gen2と無印のDimensity 9200のAntutuベンチマーク比較:
ご覧のように、両者の比較ではスナドラ8Gen2の方が高スコアを出しています。
ただ、今回発見されたAntutuスコアによるとDimensity 9200+の性能はSD8Gen2を上回る性能という事になります。
ちなみに、今のところSnapdragon 8 Gen2のアップグレード版、Snapdragon 8 Gen2 Plusが存在するという情報出てきていません。
今年は同チップのオーバークロック版が「Snapdragon 8 Gen2 For Galaxy」としてGalaxy S23シリーズなどに搭載されているため、「+」はリリースされないといった噂もあります。
ちなみにGeekbench上のベンチマークスコアで比較する限り、この「For Galaxy」はスロットリングが強めにかけられているのか、レギュラーのSD8Gen2と比べて性能は特に高いという訳ではなさそうです。
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