ソニーモバイルの未発表最新機種、といえばフラッグシップのXperia 1 V。
一方、それ以外の2023年Xperiaというのも非常に気になるところで、少し前に発見されたBluetooth認証通過情報では、少なくともMediatekのDimensityチップセットを搭載した未発表Xperiaが最低でも1モデル存在することは確実となっています。
そんな中、未発表の新型ミッドレンジXperiaであるモデルがGeekbench上で発見された模様です。
「SONY」や「Xperia」、もしくは「XQ-」で始まるお馴染みの型番が記載されているわけではないので、これがXperiaのベンチマークスコアであるという確証はありません。
ただ、Xperiaスマートフォンには型番とは別に開発コード名が存在し、2023年モデルのフォーマットは「PDX-23x」となるはず。
そして、今回のPDX231はそれに近い記述になっています。
よって、このモデルは2023年の未発表・新型Xperiaのものである可能性が高い、ということに。
なお、Motherboard項目には「MT6877」とありますが、これはMediatekの最新ミッドレンジ向けチップセットの一つ、Dimensity 1080の型番。
また、このチップセットはシャオミのミッドレンジモデル「Redmi Note 12 Pro 5G」やサムスンのミッドローモデル「Galaxy A34 5G」などに搭載されています。
なお、性能からするともしこれが本当に2023年版の新型Xperiaのものであれば、機種はXperia 10 Vのものである可能性が高いように思えます。
ただ、今回のこの端末には8GB RAMが搭載されており、Xperia 10 VのRAMが8GBに増量されるというのは少し現実性が乏しいような。
そう考えると、このモデル自体がXperiaではない、という可能性も十分に考慮しておいた方が良いような気がします。
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