Xperiaの「いたわり充電」がいつの間にかPixelにも実装されていたことが判明

ソニーのスマートフォン、Xperiaは以前よりバッテリーの寿命、つまり劣化防止にかなり力を入れているという印象で、Xperiaスマートフォンの充電を80%、あるいは90%で止める「いたわり充電」はそのための代表的な機能とも言えます。

しかしこの「いたわり充電」がいつの間にかPixelスマートフォンにも実装されていたことが判明しました。

XDAが発見したもの:

これによると、Android 11以降のOSを搭載したPixel 3以降のモデルでは以下のいずれかの条件に当てはまると「電池の状態を維持できるように、自動的にスマートフォンの充電が約 80% に制限される」とのこと:

  • 電池の消耗が激しい状態(ゲームプレイなど)で充電が継続されている。
  • 4 日以上連続して充電されている。

Xperiaのいたわり充電の発動条件についてはあまりはっきりしたことは分かっていませんが、結局することは同じ。(ただ、Xperiaの場合は充電停止を80%か90%かで選択可能です)

Xperiaの「いたわり充電」はXperia X Pefromanceの頃に初めて実装されましたが、当時はま端末がユーザーの充電パターンなどを学習して充電がある程度の%に達した後に一旦充電停止、そして予想される使用開始時間に合わせて100%まで充電する、というものでした。

そしてこの方法の充電の最適化機能は以前からPixelや他の機種(iPhoneでもiOS 13から)でも搭載されていましたが、充電を一定値で完全に止める、という機能を搭載していたのはこれまではおそらくXperiaだけだったと思われます。

ちなみに私はPixelをメイン機として使っていないこともあり、まだこの機能が作動したのを確認していません。

また、この機能がいつ実装されたのかはっきりとしたことは不明で、XDAによると4月頃では?とのこと。

そのため、国内でも一部のユーザーが80%までしか充電されない状態について混乱している模様。

なお、このPixel版「いたわり充電」は適用中は、[常に表示状態のディスプレイ] および設定アプリの [バッテリー] に、[電池の状態を最適化] という通知が表示されるようで、一時的に無効化は可能な模様。
ただ、機能を完全にオフにするオプションはないようです。

Google PixelSONY Xperia
スマホダイジェストをフォローする

コメント

  1. ユースケ より:

    Xperia 1ii使いのユースケです。
    Xperiaには、いたわり充電に3種類のやり方があります。
    1.自動のいたわり充電
    2.手動のいたわり充電
    3.常時のいたわり充電
    1と2に関しては、充電速度を80%以上になったときから抑制する機能です。1においては、日々の充電習慣から○時にフル充電になる、というように計算されて充電速度が抑制されています。2に関しては、いたわり充電(速度抑制)の開始時刻、満充電目標時刻を手動で設定するのでその時間に合うように計算されて満充電されます。
    3は、速度抑制なしでバッテリーの充電を80か90%まで制限する、という機能のみなので、基本的には高速充電が行われます。発動しないタイミングはありませんが、月に1度、確認充電といって100%まで充電しようとする機能がついてきます。通知から確認充電をキャンセル、とするか充電時に出てくるポップアップから確認充電をキャンセル を選択することで80%まで充電にすることができます。このポップアップは確認充電をキャンセル、を選択すると毎回充電する度に出てくるので正直面倒ですwですが、電池を30%下回らないときに充電したら表示されていない、気がします。30%になったときに充電したら確認充電します、っていう表示が出るかについては詳しく確認してませんがそんな感じがしました。ここは勘なので申し訳ありません