前年比で出荷台数が1割以上減少したと言われている2022年のグローバル・スマートフォン市場。
今回、リサーチ会社のCounterpointがその2022年のスマートフォン売り上げの機種別内訳を発表していました。
2022年で圧倒的な売り上げシェアとなったのはアップルのiPhone 13で、他機種も含めるとトップ10のうち8つを占めています。
また、月別でみても1年の大半をiPhone 13が1位をキープ。
iPhone 14シリーズのリリース以降は新型モデルに1位を譲っていますが、それでも上位を維持しています。
一方、Androidスマートフォンでトップ10にランクインしたのはサムスンのエントリーモデル、Galaxy A13とGalaxy A03の2機種のみ。
これら2モデルは同社のGalaxyスマホの中でもスペック的には最下位レンジのもでるです。
ちなみに、同社の調査で前年2021年を通して最も売り上げ台数の多かったAndroidスマホはGalaxy A12。
つまり、Galaxy A1xシリーズが2年連続でAndroidスマホのグローバル・トップ売り上げを維持した、ということになります。
トップ10のうち、8機種がiPhoneに占められている、というのもこうやって数値化されると結構ショックですが、それよりも唯一Android機種でランクインしている2機種がGalaxyの最廉価モデルとその一つ上のエントリーモデル、という点はかなり衝撃的。
世界的にAndroidのハイエンドモデルが売れなくなった、と言われるようになってすでに数年以上経ちますが、この感じだと、ミッドレンジモデルすらも市場シェアではマイノリティとなりつつあるようですね。
ソース:Counterpoint
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