Xperiaのカメラ全盛時代再来?5年落ちのアノXperiaがブラインドテストで最新iPhoneやGalaxyに圧勝

2023年の最新Xperia、と言えば、先日実機画像やレンダリング画像がリークされたXperia 1 Vが話題の中心。

一方、このXperia 1 Vでは外観やスペックに関しては大きな進化は見込めないといった事前リーク情報もでてきており、カメラ性能についても現時点ではそれほど大きな評価アップは期待できなさそう。

そんな中、Twitter上でかなり旧型のXperiaが最新ハイエンドモデルにカメラ評価において勝利してしまう、という珍しい現象が起きていたことが判明しました。

以下はTwitterユーザーが行っていたブラインドテストで、それぞれ異なる機種で撮影されたもの。
この時点では撮影に使われた機種すら明らかにされておらず、左上からA、B、C、Dのどれが一番よく取れているかをブラインドテストで評価する、というもの。

そして以下がその結果:

4割以上のユーザーが一番色合いが地味なAの画像を選択しており、これは少し意外。

「A」の画像

そしてそれぞれの写真を撮った機種の発表:

A: Xperia XZ2
B: iPhone 14 Pro Max
C: Vivo X80 Pro
D: Galaxy S22 Ultra

B、C、Dは最新ハイエンドですが、トップ評価を獲得した画像Aを撮影したのはなんとXperia XZ2!

Xperia XZ2と言えば、約5年前にリリースされたSnapdragon 845搭載フラッグシップ。
iPhoneでいうとiPhone X/XS世代、Galaxy SシリーズでいうとGalaxy S9の世代ですが、これが最新iPhoneの最上位モデルやGalaxy S22 Ultraよりも高評価を受ける、というのはかなりのサプライズではないでしょうか。

また、一般的にこの中では最も高い評価を受けているiPhone 14 Pro Maxが最低評価となっている、というのも興味深いところ。

確かにXperia XZ2はいまだに地味な名機だった、というユーザーも少なくありません。
(外観についての評価はイマイチですが)

ただこれ、もちろんXperia XZ2のカメラ性能が実は優秀だった、とも言えるかもしれませんが、それよりも「時代の変化」 によるところも大きいように思えます。

というのも、ここ最近、一部のユーザーが鮮やかでいわゆる「映える」高彩度の写真に対して食傷気味になってきており、実物に近い「見たままの色合い」を求める傾向が強まっている、とも言われています。

Xperia Z時代、Xperiaのカメラは常にトップレベルの評価を得ており、Xperia XZ2くらいまではまだカメラは比較的評価が高かったという印象。

その後、他のライバル機種に大きくカメラ性能で差を付けられた(少なくとも一般ユーザーの評価では)ですが、今回こういった少し意外な結果が出た、ということは、ひょっとするとXperiaのカメラ性能が再評価される時代、というのがやってくるのかもしれませんね。

ソース:Twitter (@sondesix)

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