Googleの次期Pixel、と言えばPixel 5の廉価版となる「はず」のPixel 5a(5G)。
同モデルについては先日、有名リーカーの一人がリリース予定がキャンセルされた、という情報をリーク。
ところがその直後にGoogleがそれを否定する声明を発表。
「Pixel 5a」に関しては謎ながら、Pixel 5a 5Gが少なくとも米国と日本でリリースされることは確認されました。
そんな意外な形でリリース予定が確定した新型Pixelですが、今回、このPixel 5a 5Gに搭載されるCPUについて新情報がでてきました。
9TO5Googleが伝えたもので、昨日リリースされたAndroid 12 Developer Preview 3にはすでにPixel 5a 5Gのものであることが確認されているコードネーム「Barbet」と、Snapdragon 765Gチップのパーツ番号であるモデルナンバー「sm7250」が多数記述されていることが発見されたとのこと。
この事実から、Pixel 5a 5Gに搭載されるチップはSnapdragon 765Gで確定、ということになったようです。
個人的には5G対応でPixel 5の廉価版、ということでSnapdragon 690の搭載が濃厚、と思っていたので今回の情報はかなり意外です。
ご存知のようにSnapdragon 765Gは昨年のPixel 4a 5GとPixel 5にも搭載されているチップ。
つまり、このPixel 5a 5Gは前モデル、そして上位モデルと同じチップを搭載する、ということになります。
Pixel 4a 5GとPixel 5はサイズやバッテリー容量、ワイヤレス充電の有無、防水防塵対応といった違いはありますが、それ以外のスペックはほぼ同じ。
これにPixel 5a 5Gという同一チップを搭載した微妙な立ち位置のモデルがリリースされる、ということになるので、どのように他の2モデルと差別化するのかが非常に気になるところです。
なお、すでにリーク済みのレンダリング画像から、このPixel 5a 5Gのサイズや外見はPixel 4a 5Gとかなり類似したものとなることも判明しています。
また、タイミング的には「前モデル」と言えるPixel 4a (4G)は価格が4万2900円(税込)と、過去のPixelでは最安となりました。
よって、このPixel 5a 5Gが同じような価格で展開できるのかも注目どころです。
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