クアルコムの最新ミッドレンジ向けチップセット、と言えばSnapdragon 7 Gen1やSnapdragon 6 Gen1ですが、その下位チップとなるのがSnapdragon 4 Gen1。
少し前にクアルコムが正式発表をした次世代エントリーモデル向けのチップセットで今年、国内でもXperia ACE IIIをはじめとする何機種かに搭載されたSnapdragon 480 5Gの後継チップセットという位置づけです。
一方、このSD4Gen1を搭載した機種、というのはまだほとんど存在せず、唯一正式に同チップの搭載を明らかにしているのがVivoのサブブランド、iQOOの「iQOO Z6 Lite」。
そして今回、iQOOが同モデルのAntutuにおけるベンチマークスコアを公開していました。
SD4Gen1搭載の同モデルのAntutuベンチマークスコアは約39万ポイント。
MediatekのDimensity 700やSnapdragon 680よりもかなり高めのスコア。
一方、他のAntutuで約39万ポイントというと:
Dimensity 800Uと同程度、SnapdragonでいうとSnapdragon 765より少し上、Snapdragon 695より少し下、といったところ。
もし来年リリースされるであろうソニーの次世代エントリーモデル、Xperia ACE IVのチップセットが順当に進化し、このこのSD4Gen1が搭載されるとすると、性能的には今年のXperia 10 IVと同程度、ということになりそうですね。
ソース:iQOO
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