昨日シャオミが正式発表をした新型Redmiモデル、Redmi Note 11T ProおよびNote 11T Pro+。
いずれのモデルもMediatek 8100を搭載し、バッテリー容量と充電周り以外はほぼ同スペックです。
Redmi Note 11T ProおよびNote 11T Pro+のスペック
SoC | Dimensity 8100 | |
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メモリ | 6/8GB, LPDDR5 | 8GB, LPDDR5 |
容量 | 128 / 256 GB | 128 / 256 / 526 GB |
画面 | 6.6型 LCD, 2K, FHD+ (2460 x 1080) リフレッシュレート 144Hz アスペクト比 20:5:9 通常輝度 650nits DisplayMate A+,DCI-P3, DC調光, HDR10, Dolby Vision |
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リアカメラ | メイン:6400万画素 (GW1) 超広角:800万画素 マクロ:200万画素 |
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フロントカメラ | 1600万画素 | |
音響 | デュアルスピーカー Dolby Atmos, Hi-Res |
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バッテリー 充電 | 5080mAh, 67W急速充電 | 4400mAh, 120W急速充電 Surge P1チップ |
4G | FDD-LTE :B1 / B3 / B5 / B8 / B19 TDD-LTE:B34 / B38 / B39 / B40 / B41 / B42 |
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5G | n1 / n3 / n5 / n8 / n28A / n38 / n41 / n77 / n78 | |
防塵防水 | IP53 | |
生体認証 | 側面指紋/顔 | |
その他 | Wi-Fi 6, Bluetooth 5.3, NFC3.0, IRブラスター, X軸振動モーター | |
寸法 | 163.64 x 74.29 x 8.87mm, 200g | 163.64 x 74.29 x 8.9mm, 198g |
ミッドレンジにしては非常に豪華なスペックで、「ミッドレンジ」というよりは「準ハイエンド」と呼んだ方が良いレベルの性能です。
中でも注目すべきはMediatekの最新チップセット、Dimensity 8100を搭載している、という点。
同チップセットの性能はすでに国内でリリースされているRedmi Note 11シリーズのチップセットとは大きく差があり、今回は実際にどの程度の違いがあるのか、という点を見てみたいと思います。
国内で展開されているRemi Note 11シリーズは無印のNote 11とNote 11 Pro 5Gの2モデルで、それぞれにはSnapdragon 680およびSnapdragon 695 5Gが搭載。
そしてこれらの2つのチップとRedmi Note 11T Pro/Pro+に搭載のDimensity 8100との性能を比較してみたいと思います。
Redmi Note 11T Pro/Pro+ vs Note 11 Pro 5G vs Note 11ベンチマーク比較
Redmi Note 11T Pro/Pro+ Dimensity 8100 | Remi Note 11 Pro 5G Snapdragon 695 5G | Redmi Note 11 Snapdragon 680 | |
Antutu 総合 | 775421 | 400364 | 266103 |
Antutu CPU | 181064 | 127121 | 81885 |
Antutu GPU | 303347 | 99172 | 48510 |
Geekbench シングルコア | 919 | 690 | 371 |
Geekbench マルチコア | 3795 | 1998 | 1542 |
Redmi Note 11T Pro/Pro+のAntutu総合スコアはNote 11シリーズの最上位モデル、Note 11 Pro 5Gと比べても2倍近く、無印のNote 11と比べると約3倍のスコアという事になります。
ただ、それよりも性能差が顕著なのはGPU性能で、Dimensity 8100のAntutuにおけるGPUスコアはSnapdragon 695の3倍以上、さらにSD680の6倍以上という事になります。
ベンチマークスコアは必ずしも実使用での動作速度を正確に表すとは限りませんが、さすがにここまでスコアが違うと日常使用でもかなり動作に違いが出ると思われます。
というか、このRedmi Note 11T Pro/Pro+はNote 11シリーズのアップグレードモデル、というより2世代くらい先のモデルの性能と言った方が良いかもしれませんね。
ちなみにこのRedmi Note 11T Pro/Pro+の中国以外でのリリース予定ですが、同一モデルが先日POCOブランドでFCC認証を通過。よって、機種名がどうなるかは別にしてもグローバル展開されることはほぼ確実です。
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