ソニーモバイルの次期Xperiaフラッグシップ、Xperia 1 IV。
昨年は4月1日にXperia 1 IIIなどの発表予告が行われていましたが、今年は結局まだ予告もなし。
この点からすると、やはり正式発表やリリースは前モデルより遅れる可能性が高そうですね。
さて、そんなXperia 1 IVですが、ここ最近カメラスペックに関するリーク情報が立て続けに出てきており、先日、メインカメラのセンサーがiPhone 14 Pro Maxと同じ48MPセンサーになるという件、そしてそのカメラはXperia Pro-Iの技術を踏襲した可変絞りに対応、という件をお伝えしました。
これらの情報は、ここ最近、連続してXperia 1 IVに関すると思われるカメラ情報をリークしている人物からのもので、同氏が数日前にさらに具体的な新型Xperiaのカメラスペック情報をリークしていたことがわかりました。
Xperia 1 IVのカメラスペック・構成
一部は先日お伝えした情報と被りますが、かなり興味深いXperia 1 IVに関すると思われるカメラスペック情報で、まず、同モデルのカメラは以下のような構成に:
- メイン(広角)カメラ:48MP、1.22um、1/1.28インチ、ネイティブベイヤー
- 超広角カメラ:48MP、0.7um、1/2.43インチ、クアッドべイヤー(12MPへの強制ビニング)
- 望遠カメラ:48MP、0.7um、1/2.43インチ、クアッドべイヤー(12MPへの強制ビニング)
- ペリスコープ型望遠カメラ:不明
リアル・クアッドカメラに
まず、一つ目の興味深い点としてはこのXperia 1 IVでは純クアッドカメラ搭載、ということに。
Xperia 1 IIIでも標準、超広角、望遠、そしてToFセンサーと4つのカメラセンサーが搭載されています。
ただ、ToFセンサーは距離測定のためのセンサーであるため一般的にはカメラとはみなされず、Xperia 1 IIIは基本的には「トリプルカメラ」搭載モデルと言われています。
Xperia 1 IVのリアカメラが「リアル」クアッドカメラになるという噂は以前よりありましたが、今回の情報でこれがより具体的になったといった感じです。
つまり、この感じだと画素数48MPで出力が可能なのはメインカメラだけで、他のカメラで撮影した画像はすべて12MPになる、という事だと思います。
超広角と望遠が同一センサー
そして次に興味深いのはXperia 1 IVでは超広角カメラと望遠カメラに同一の48MPセンサーが採用される、という点。
ちなみに、最近の機種で一つのモデルに2つの同じセンサーを搭載した機種としては昨年のOppo Find X3 Proがありますが、こちらは標準(広角)と超広角が50MPのIMX766を搭載、という形でした。
望遠カメラは2つ
そして、このXperia 1 IVにはまだ詳細は不明ながらもう一つ、ペリスコープ型の望遠カメラが搭載。
これはおそらくXperia 1 IIIに搭載されていたものと同じ可変式レンズになると思われますが、いずれにしても、望遠カメラが2つ搭載されることになります。
なお、望遠カメラを二つ搭載した機種、と言えば最近ではGalaxy S22 Ultraなどがありますがこれもかなり珍しい仕様です。
ToFセンサーは廃止
ただ、Onleaks氏が以前リークしていたレンダリング画像を見る限り、カメラ周りのデザインはXperia 1 IIIと非常に良く似ており、レンズと思われるものは4つしかありませんでした。
詳細については製品版とは若干異なる可能性は十分ありますが、いずれにしてもこのスペースにエクストラのカメラを余裕はないはず。
そして望遠カメラが一つ増える、ということは必然的にToFセンサーは廃止される、という事になりそうですね。
ソース:Weibo
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