Xperiaで充電されないのは不具合ではなく電池劣化のサイン、充電開始まで10分かかるとの情報

Xperiaユーザーからよく上がるバッテリー関連のトラブルとして、充電器に挿しても充電が開始されない、という報告をよく見かけます。

この症状、比較的新しい機種であれば端末自体の充電をつかさどる部分のソフト的なバグ、また、充電器やケーブル側の問題など様々な原因が考えられますが、一部では考えられる原因をつぶしていってもやはり「充電ができない」というケースもしばしば。

そんな中、たまたまなのですが、ソニーが公式サイト上にこの「充電が開始されない」問題のヒントとなる興味深い情報を掲載していることがわかりました。

バッテリーが劣化していると充電器を挿しても充電アイコンが表示されて充電が開始されるまで10分ほどかかることがある、とのこと。

逆に言えば、充電器接続後にすぐに充電が開始されないのはあくまで電池劣化による「仕様」であり「不具合」とは限らないとも言えます。

ただ、10分間というとかなり長いので、これを知らないユーザーからするとまさに完全に「充電されない」現象として捉えてしまうのは無理がないように思えます。

なお、この画像はXperia 1 IIIのヘルプガイドからのものですが、同様の記述はXpeiria 1といった古めのハイエンド、そしてXperia 8やXperia Aceといったミッドレンジ機種でも見られるので、少なくともXperia共通とみて良いと思います。

バッテリーの劣化によって充電できる最大容量が減ってくる、というのは誰でも知っていることだと思います。

また、機種を問わず、スマートフォンではバッテリーが完全に過放電(完全放電)状態になっていると充電器を差してもしばらく充電中のアイコンも表示されず、充電が開始されるまでかなり時間がかかることがある、というのはご存知の方も多いと思います。

ただ、電池の劣化によって充電がすぐに始まらない、というのは初耳でした。

なお、ざっと調べた限りで他に同様の説明をしているスマートフォンメーカーは見当たりませんでしたが、バッテリーの性質上、これはおそらくXperia以外の機種でも同様である可能性は高いと思います。

ソース:ソニー

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コメント

  1. ペリアン より:

    消耗という言葉は「使って減る」というような意味で劣化するという意味はないので
    表現の違いなだけで言ってる内容は従来知られている現象と同じことだと思います