
Apple初の折りたたみiPhone「iPhone Duo」が、次期アップデートとなるiOS 27.2でApple Pencilに対応する見込みです。米メディア9to5MacやアナリストのMax Weinbach氏によると、現在配信が始まっているiOS 27.2のリリース候補版(RC)では、すでにApple Pencilの動作が確認されています。
iPhone Duoは10月23日にiOS 27.1を搭載して発売される予定ですが、発売時点ではApple Pencilを利用できません。一般向けのiOS 27.2は10月26日ごろに配信されるとみられており、発売直後にアップデートすれば、数日以内にスタイラスペンを利用できるようになりそうです。
Apple Pencil対応はiOS 27.2で実現か
AppleはiPhone Duoの発表時、Apple Pencilへの対応を年内に実現すると説明していました。ただし、具体的な時期は明らかにされておらず、12月ごろのアップデートまで待つ必要があるとの見方もありました。
今回、iOS 27.2のRC版で動作が確認されたことで、対応時期は当初の予想より早まる可能性が出てきました。
Max Weinbach氏も、RC版をインストールしたiPhone DuoでApple Pencilが動作する様子を公開しています。描画や注釈の追加、画面操作などが確認されており、内側の大型ディスプレイだけでなく、外側のディスプレイでも利用できるとされています。
ただし、現時点で確認されているのはRC版での動作です。正式版の配信時期や最終的な対応内容については、今後の発表を待つ必要があります。
対応するのはUSB-C版Apple Pencilのみ
iPhone Duoで利用できるApple Pencilは、USB-Cモデルに限られるとされています。Apple Pencil Proや旧世代のモデルには対応しない見込みです。
USB-C版Apple Pencilは、ケーブルを使ってペアリングや充電を行う仕様です。Apple Pencil Proのように磁力で本体に装着して充電する仕組みではありません。
iPhone DuoにはApple Pencil Proを装着するための適切な磁気接続位置がないため、USB-Cモデルへの対応は本体設計とも整合する選択といえそうです。
折りたたみiPhoneの用途がさらに広がる可能性
Apple Pencilに対応すれば、iPhone Duoの大画面を生かした使い方が広がります。対応アプリでは、手書きのメモやイラストの作成、書類への注釈追加などが可能になり、仕事や学習での活用にも期待がかかります。
折りたたんだ状態では通常のスマートフォンとして持ち運び、展開すればペン入力に対応した大画面端末として使える点は、iPhone Duoならではの特徴となりそうです。
なお、iPhoneシリーズがApple Pencilに対応するのは今回が初めてです。これまでiPadを中心に提供されてきたペン入力機能がiPhoneにも広がることで、Appleのデバイス間における用途の違いにも変化が生じる可能性があります。
iPhone Duoは10月23日に発売予定ですが、予約が集中しており、一部の購入者には2027年まで及ぶ配送予定が案内されているといいます。発売直後からApple Pencilを使えるようになるのであれば、早期購入者にとってはうれしい展開となりそうです。

