
Garminが、旧世代のハイエンドスマートウォッチを対象とした新しいソフトウェアアップデートの配信を開始しました。対象となるFenix 7シリーズやEpix 2、Enduro 2では、一部の機能を使用した際に端末が予期せずシャットダウンする不具合が報告されていましたが、今回のアップデートではこの問題の修正が行われています。
Fenix 7シリーズはすでに後継モデルが登場している世代ですが、Garminは旧モデルに対しても継続的にソフトウェアの改善を行っています。最新モデルへの買い替えを促すだけでなく、既存ユーザーの使い勝手を維持するためのサポートが続いている点は、長期間使用するユーザーにとっても安心材料となりそうです。
心拍数を共有する機能で発生していた不具合を修正
今回配信されたのは、ベータ版ソフトウェア「Version 27.17」です。
主な修正内容は、「Broadcast HR」機能の使用中に発生する可能性があった予期せぬシャットダウンへの対応です。Broadcast HRは、スマートウォッチで計測した心拍数データを対応するデバイスへ送信できる機能で、トレーニング機器などと組み合わせて利用するユーザーもいます。
Garminによると、Version 27.17では、この機能に関連した端末の突然の電源オフを修正しています。
OTAで順次配信、手動で確認することも可能
Version 27.17は、Garminのベータプログラム参加者を対象にOTAで配信されています。
アップデートが自動的に表示されない場合は、Fenix 7シリーズのメインメニューから「システム」→「ソフトウェアアップデート」→「アップデートを確認」の順に操作することで、新しいバージョンが利用可能か確認できます。
ただし、今回のVersion 27.17はあくまでベータ版のため、すべてのユーザーがすぐに利用できるわけではありません。安定版を使用しているユーザーは、正式版への反映を待つ必要があります。
先行ベータ版でも安定性を改善
Garminは今月に入ってから、Fenix 7シリーズなどを対象とするVersion 27.xxのベータテストを本格的に進めています。
先行して配信されたBeta Version 27.15では、ナビゲーション機能の利用時に発生する問題を含む複数の不具合を修正しており、その中には特定の状況で端末がシャットダウンする問題への対応も含まれていました。
今回のVersion 27.17では、別の原因による突然の電源オフに対処しており、Garminが旧世代モデルの安定性改善を継続していることが分かります。
旧世代でも続くGarminのソフトウェアサポート
Fenix 7シリーズやEpix 2、Enduro 2の安定版ソフトウェアは、現在Version 26.09が提供されています。4月に配信されたこのバージョンでは、複数の機能改善や不具合修正が実施されていました。
現時点でGarminは、Version 27.xxがいつ正式版として配信されるのか明らかにしていません。しかし、後継モデルが登場した後も旧世代のハイエンドモデルに対して継続的なアップデートが行われていることは、長くスマートウォッチを使いたいユーザーにとって朗報と言えそうです。
特に、突然のシャットダウンは日常利用だけでなく、ランニングやサイクリングなどのトレーニング中にも影響する可能性があります。今回の修正が安定版にも反映されれば、対象モデルを利用しているユーザーにとって重要な改善となりそうです。

