
OPPOが9月にも発表すると噂されている次期フラッグシップ「Find X10」シリーズについて、新たなディスプレイ技術を採用する可能性が浮上しています。中国のディスプレイメーカーTianmaとOPPOが新型OLED技術を公開しており、これがFind X10シリーズに初めて搭載されるとの情報が伝えられています。
Tianmaの新世代OLED「Tiangong Screen 2.0」
今回の情報によると、OPPOとTianmaは中国で開催されたイベントにおいて「Tianma Tiangong Screen 2.0」と呼ばれる新しいOLEDディスプレイ技術を披露しました。このパネルが今後発売されるFind X10シリーズに採用されるとみられています。
Tianmaは今回のパネルで、新しいN1プライマリーカラースペクトル材料を採用したとされています。これにより、有害とされるブルーライトを3.7%削減する一方、深い赤色の光の出力を5.5%まで高めたとのことです。
また、従来と比較して電力効率が16%向上し、ディスプレイの寿命も約33%延長されたと報じられています。
解像度やリフレッシュレートについては従来からの大幅な変更はないとされていますが、画質以外の部分で実用性を高めたパネルといえそうです。
最低0.01ニトまで輝度を下げられる可能性
今回の新型OLEDで特に興味深いのが、Tianmaが独自開発したAI De-Muraインテリジェント制御アルゴリズムです。
この技術によって、ディスプレイの明るさを最小0.01ニトまで抑えられるとされています。暗い部屋でスマートフォンを使用する際など、画面が明るすぎることによる負担を軽減できる可能性があります。
さらに、OPPO自身も中国のSNS上で新しいOLED技術について紹介しています。
OPPOによれば、今回の第4世代OLED発光材料はBT.2020色域の95%をカバーするとのことです。より柔らかく自然な色表現を実現し、長時間の使用でも見やすく、目の疲労を抑えることを目指した技術とされています。
ただし、OPPOは現時点で、この新型OLEDがTianmaとの共同開発によるものなのか、あるいはFind X10シリーズに採用されるのかについては明確にしていません。
Find X10シリーズでディスプレイ品質をさらに強化か
Find X10シリーズは9月の発表が噂されていますが、OPPOから正式な発表スケジュールはまだ明らかになっていません。
今回の情報が正しければ、Find X10シリーズでは単純に解像度やリフレッシュレートを引き上げるのではなく、消費電力や寿命、色再現性、低輝度時の見やすさといった、日常的な使い勝手に関わる部分を強化することになります。
特に電力効率が16%向上するという情報が事実であれば、高性能化が進むスマートフォンにとってバッテリー持続時間を改善するうえでもメリットになりそうです。
一方で、現時点ではTianma製パネルがFind X10シリーズのどのモデルに搭載されるのかも分かっていません。今後、OPPOが正式発表に向けて詳細を明らかにするにつれて、新型OLEDの実力や搭載モデルについても具体的な情報が出てくることが期待されます。


