
NothingがAndroid 17をベースとするNothing OS 5.0をまもなく公開します。リリース日についてはすでに別記事で紹介した通りですが、今回はアップデートの対象機種と、新機能として注目されているデスクトップモードを中心に見ていきます。現時点の情報では、NothingおよびCMFの計10機種が対象になるとみられる一方、初代Phone (1)やPhone (2)は対象外となる見込みです。
Android 17ベースでデスクトップモードを搭載か
Nothing OS 5.0で特に注目されているのが、Android 17で強化されるデスクトップモードです。
この機能では、スマートフォンを外部ディスプレイなどに接続した際、アプリを自由なサイズのウィンドウで表示できるようになるとされています。一般的なスマートフォンの画面をそのまま大きく映すのではなく、PCに近い操作環境を実現する機能で、SamsungのDeXやMotorolaのデスクトップモードに近いものになる可能性があります。
Nothingがこの機能を正式に採用するかはまだ明言されていませんが、Android 17をベースとするNothing OS 5.0の目玉機能の一つになると期待されています。
一方で、NothingのスマートフォンはUSB 2.0規格のUSB Type-Cポートを採用しているため、外部ディスプレイへの映像出力を含めたデスクトップ環境では、接続方法や転送速度が制約になる可能性があります。
それでも、Nothing OSに本格的なデスクトップ環境が追加されれば、スマートフォンを仕事や簡単なPC作業に活用するユーザーにとっては大きな変化となりそうです。
Nothingらしいデザインも進化へ
Nothing OS 5.0では、機能面だけでなくユーザーインターフェースの変更も予想されています。
これまでに公開された情報からは、Nothingらしいドットマトリクスを意識したデザインを維持しながら、システムフォントや音量スライダー、ロック画面のウィジェットなどが刷新される可能性があります。
特にロック画面では、複数のウィジェットをまとめて配置できるスタック型の表示が導入されるとの見方があります。
また、すでに提供されているGalleryアプリのデザイン変更では、ライブブラー効果や新しいアイコンなどが導入されています。こうした変更がNothing OS全体にも広がるのであれば、OS 5.0では従来のデザインをベースにしながら、見た目や操作感を細かくブラッシュアップするアップデートになる可能性があります。
Nothing OS 5.0の対象機種は10モデル
現時点でNothing OS 5.0の対象になると予想されているのは、NothingとCMFを合わせて以下の10モデルです。
- Nothing Phone (2a)
- Nothing Phone (2a) Plus
- Nothing Phone (3a)
- Nothing Phone (3a) Pro
- CMF Phone 2 Pro
- Nothing Phone (3)
- Nothing Phone (3a) Lite
- Nothing Phone (4a)
- Nothing Phone (4a) Pro
- Nothing Phone (4b)
比較的新しいモデルが中心となっており、2024年に発売されたPhone (2a)シリーズまでが対象に含まれる見込みです。
一方、Nothing Phone (1)、Nothing Phone (2)、CMF Phone 1については対象外とされています。
特にPhone (2)は2023年に発売された比較的新しいモデルであるだけに、今回の対象機種から外れるのであれば、ユーザーにとっては少し気になるところでしょう。
NothingがPhone (2a)を対象の下限として設定するのであれば、今後のOSアップデートについても一定の世代で区切る方針がより明確になる可能性があります。
まずはベータテスト、正式版は今後順次展開へ
Nothing OS 5.0については、すでにPhone (3)ユーザーを対象としたコミュニティレビュープログラムで、詳細が明らかにされていないテスト版の検証が行われています。正式版の公開に向けて、内部では準備が進んでいると考えられます。
現時点ではデスクトップモードを含め、上記の機能がすべて正式版に搭載されると確定したわけではありません。ただ、Android 17をベースにしたNothing OSの新世代として、システムUIの刷新と実用性の向上が大きなテーマになることは間違いなさそうです。
Nothing OS 5.0の正式発表後には、機種ごとの対応時期やデスクトップモードの詳細なども明らかになるとみられます。特にPhone (2a)まで対象に含まれる一方でPhone (1)とPhone (2)が対象外となる今回の対応範囲は、Nothingユーザーにとって大きな関心事となりそうです。


