
Xiaomiは8月11日に中国で発表する「Redmi K100 Pro」シリーズについて、ディスプレイの詳細を明らかにしました。最大185Hzという驚異的なリフレッシュレートがすでに注目されていますが、今回の発表では、それ以外にも新世代OLED材料や高輝度化、フルRGB配列など、ディスプレイそのものを大きく進化させていることが判明しました。
特にゲーム向けの機能も充実しており、単純にリフレッシュレートを引き上げただけのディスプレイではなく、表示品質と操作性の両方を重視したパネルになりそうです。
新世代OLED材料「M11」を初採用
Redmi K100 Proシリーズでは、新世代のOLED発光材料「M11」を採用します。Xiaomiによれば、M11が製品として実用化されるのは今回が初めてです。
この新材料によって、ディスプレイ全体の発光効率は従来から8%向上。特に緑色の発光効率は20%改善されているとしています。

色再現性についても、BT.2020の色域を90%カバーするとされており、広い色域を生かした鮮やかな映像表現が期待できます。
さらに、ピーク輝度は4,500ニトに達します。測定条件は画面占有率25%の場合となりますが、非常に高い輝度性能を実現しています。
1画素ごとにRGBを完全配置するフルRGB構造
Redmi K100 Proシリーズのディスプレイでは、サブピクセルの配置も特徴のひとつです。
Xiaomiは「ロスレス・フルRGB」と表現しており、各画素に赤・緑・青の3色を完全に配置する構造を採用しています。画素間でサブピクセルを共有する方式ではなく、それぞれの画素がRGBの3色を備えることで、高精細な表示を実現する狙いがあります。

もっとも、この方式自体がRedmi K100 Proシリーズで初めて採用されるわけではありません。前世代のRedmi K90 Pro Maxも、旧世代のM10材料を使ったフルRGB構造を採用しています。
ただし、Redmi K90 Pro Maxのピーク輝度が3,500ニトだったのに対して、K100 Proシリーズでは4,500ニトまで引き上げられており、ディスプレイの進化はかなり大きいといえそうです。
また、Xiaomiは1.5K解像度での消費電力についてもアピールしており、競合する2機種より低消費電力で動作するとしています。
185Hzを生かすゲーム向け機能も充実
Redmi K100 Proシリーズの目玉となるのが、最大185Hzのリフレッシュレートです。

Xiaomiによれば、30以上のゲームタイトルがネイティブで185fpsに対応する予定です。さらに、主要なFPSゲーム5タイトルについては、185fpsでの動作に合わせた専用の最適化も行われます。
高リフレッシュレートを実際のゲームプレイで生かすため、タッチ操作についても複数の機能を搭載します。
「Hot Zone Touch 2.0」では、頻繁にタップやスワイプを行うエリアのタッチ反応を改善。より素早く正確な操作を実現するとしています。
また、AIを利用した誤タッチ防止機能も搭載されます。ゲーム中に手のひらや意図しないジェスチャーが画面に触れても、誤操作として認識しないよう処理する仕組みです。
さらに、汗や水分などで指が湿っている状態でもタッチ操作を最適化。ゲーム中の操作ミスを減らすための工夫が随所に盛り込まれています。
ジャイロセンサーのサンプリングレートは最大480Hzに達し、FPSゲームなどでのエイム操作にも活用されます。
185Hzだけではない、ディスプレイ全体を強化
Redmi K100 Proシリーズは、最大185Hzという数字だけを見るとゲーム向けの高リフレッシュレートスマートフォンに思えますが、今回公開された情報を見る限り、ディスプレイそのものの品質にもかなり力が入っています。

新世代OLED材料による発光効率の改善、BT.2020の90%をカバーする広色域、4,500ニトのピーク輝度、フルRGB構造など、画質面でも大幅な進化が期待できそうです。
さらに、185Hzに対応するゲームの拡大やタッチ性能の改善、最大480Hzのジャイロサンプリングなど、ゲームプレイを意識した機能も充実しています。
Redmi K100 Proシリーズは中国時間8月11日19時に正式発表される予定です。185Hzディスプレイが実際のゲームでどの程度の性能を発揮するのかに加え、M11材料による画質や消費電力の改善についても注目されます。


