
京セラの未発表スマートフォンが米国のFCC認証を通過したことが確認されました。現時点では機種名やチップセットなどの詳細は明らかになっていませんが、認証資料からは国内向けモデルであることや、ミッドレンジ以上の性能を備えたモデルであることを示す情報が複数確認されています。
国内向けモデルである可能性はほぼ確実
今回FCC認証を通過したのは、型番「EB1236」の京セラ製スマートフォンです。

認証資料には日本の技適マークが記載されていることから、本モデルが日本市場向けとして投入されることはほぼ間違いないとみられます。
また、NFCについては「Type F」に対応していることも確認されており、おサイフケータイ(FeliCa)機能を搭載することも確実視されています。
Wi-Fi 6EまたはWi-Fi 7対応でミッドレンジ以上の可能性
通信仕様にも注目すべき点があります。
認証資料では、Wi-Fiの対応周波数として「6L」が記載されています。これは6GHz帯の低周波数帯を意味し、Wi-Fi 6EまたはWi-Fi 7に対応することを示しています。
仮にQualcomm製チップセットを採用している場合、SnapdragonシリーズでWi-Fi 6Eに対応するのはSnapdragon 6 Gen 3以降となります。
もちろん現時点で搭載SoCは判明していませんが、少なくともエントリーモデルではなく、ミッドレンジ以上のクラスに位置付けられる可能性が高そうです。
なお、先日発表された「TORQUE G07」はSnapdragon 7 Gen 4を採用していますが、今回のモデルはそこまでのハイミドル仕様ではないとしても、一定以上の性能を備えた製品になることが期待されます。
8GBメモリと128GBストレージを搭載か

FCC資料にはメモリおよびストレージのメーカー型番も記載されています。

搭載部品の情報から判断すると、本モデルは8GBメモリと128GBストレージの構成を採用する可能性が高いようです。
この構成から見ても、ハイエンドモデルではないものの、一般的なミッドレンジ、あるいはアッパーミドルクラスをターゲットにした製品となる可能性が高いと考えられます。
TORQUE G07より大型ながら薄型設計に
認証資料には本体サイズも掲載されています。

それによると、本体サイズは縦168mm、横80mm、厚さ8mmとなっています。
縦横のサイズだけを見るとTORQUE G07より一回り大きな筐体ですが、厚さはわずか8mmとかなりスリムです。京セラのスマートフォンというと堅牢性を重視した厚みのあるデザインをイメージする人も多いだけに、このサイズ感は少し意外と言えるかもしれません。

現時点では製品名やディスプレイサイズ、搭載チップセットなどは不明ですが、FCC認証から判明した情報を見る限り、Wi-Fi 6EまたはWi-Fi 7への対応、8GBメモリ、おサイフケータイ対応など、普段使いには十分な性能を備えたミッドレンジ以上のモデルとして登場する可能性が高そうです。
今後、追加の認証情報やベンチマークサイトへの登録などを通じて、さらに詳しいスペックが明らかになることが期待されます。


