
Amazonが開発を進めている低軌道衛星通信サービス「Leo」が、いよいよサービス開始に近づいているようです。すでに約390基の衛星を打ち上げており、2026年中のサービス開始に必要な準備は整いつつあることが明らかになりました。
すでに390基以上の衛星を配備
AmazonでLeoプロジェクトを統括するクリス・ウェーバー氏は、これまでに390基以上のLeo衛星を軌道上へ配備したことを明らかにしました。
同氏によると、この数の衛星によって「初期サービスを提供する地域を継続的にカバーできる体制」が整ったとのことです。
また、「今年中のサービス開始に必要な打ち上げはすでに完了している」とも説明しており、2026年内にも一般向けサービスが始まることを示唆しています。
Starlinkに対抗するAmazonの衛星通信網

Leoは、Amazonが構築を進めている低軌道衛星コンステレーションです。
現在、この分野ではSpaceXのStarlinkが世界最大規模のサービスを展開していますが、AmazonはLeoによって本格的に競争へ参入することになります。
低軌道衛星を利用することで、光回線や携帯電話網が整備されていない地域でも高速なインターネット通信を提供できることが大きな特徴です。
用途に応じて3種類の受信機を用意
AmazonはLeo向けに3種類の受信機を用意する予定です。
最もコンパクトな「Nano」は約7インチ四方のサイズで、最大100Mbpsのダウンロード速度に対応します。
上位モデルの「Pro」は約11インチ四方で最大400Mbps、最上位の「Ultra」は約20×30インチの大型アンテナを採用し、最大1Gbpsのダウンロード速度を実現するとしています。
利用環境や用途に応じて選択できるラインアップになるようです。
年内の正式サービス開始に期待
現時点では具体的な提供開始日や料金プラン、サービス提供地域などは発表されていません。
しかし、Amazonが年内サービス開始に必要な衛星配備を終えたことを正式に明らかにしたことで、Leoの一般提供はかなり現実味を帯びてきました。
現在はサービス開始時に利用できるウェイトリストの登録も受け付けており、Starlinkに続く新たな衛星インターネットサービスとして今後の展開が注目されます。

