
OPPOが先月中国で発表した「Reno16」と「Reno16 Pro」のグローバル展開を開始しました。ただし、中国版とまったく同じ仕様ではなく、一部の主要スペックに変更が加えられていることが明らかになっています。
特に搭載チップやバッテリー容量は市場によって異なり、中国版より仕様が調整されたモデルとして投入されるようです。
■グローバル版はチップセットを変更
今回のグローバル版で最も大きな変更点はプロセッサです。
中国版Reno16 ProはMediaTekのDimensity 9500sを搭載していましたが、グローバル版ではDimensity 8550 Superへ変更されました。
一方、標準モデルのReno16はQualcommのSnapdragon 7 Gen 4を採用しています。
メモリとストレージ構成は、Reno16 Proが12GBメモリと512GBストレージのみ、Reno16は8GB+256GBと8GB+512GBの2モデル展開となります。

■バッテリー容量は地域によって異なる仕様に
バッテリーにも変更が加えられています。
中国版Reno16 Proは7000mAhの大容量シリコンカーボンバッテリーを搭載していましたが、グローバル版では6700mAhへ縮小されました。
Reno16についても多くの地域で6700mAhバッテリーを採用しますが、欧州向けモデルではさらに小さい6000mAh仕様になるとされています。
なお、両モデルとも80W SuperVOOC急速充電には対応しており、充電性能は維持されています。
■Proモデルは144Hzディスプレイを採用
スペックダウンばかりではありません。
Reno16 Proのディスプレイは最大144Hzのリフレッシュレートに対応しており、中国版より強化された部分として注目されています。

画面は6.32インチのAMOLEDディスプレイで、解像度はFHD+。標準モデルのReno16も同じサイズですが、リフレッシュレートは120Hzにとどまります。
また、両モデルとも最大3600ニトのピーク輝度に対応し、画面内指紋認証センサーも搭載しています。
■Proモデルは200MPカメラを継続搭載
カメラ構成については、中国版の仕様がほぼ維持されています。
Reno16 Proは2億画素のメインカメラを搭載し、5000万画素の超広角カメラと、光学3.5倍ズーム対応の5000万画素望遠カメラを組み合わせています。
一方のReno16は、超広角カメラと望遠カメラこそProモデルと共通ですが、メインカメラはSony LYT-600センサーを採用した5000万画素仕様となっています。
■Android 16搭載、防塵防水性能も充実
ソフトウェアはAndroid 16ベースのColorOS 16を採用しています。
さらに、IP68・IP69・IP69K相当の高い防塵・防水性能を備えており、水やホコリへの耐久性も強化されています。
カラーバリエーションは、Reno16がポップホワイト、トワイライトバイオレット、ドリームパープルの3色。Reno16 Proはポップホワイトとスターライトブラックの2色展開となります。
中国版と比較するとチップセットやバッテリー容量に変更が見られるものの、カメラ性能やディスプレイ品質は依然として高いレベルを維持しています。今後、各地域での価格設定や販売戦略にも注目が集まりそうです。

