
Nothingが7月7日に発表を予定している新型スマートフォン「Nothing Phone (4b)」が、ベンチマークデータベースのGeekbenchに登場しました。これにより、搭載チップセットやメモリ構成などの一部仕様が明らかになっています。
Phone (4b)は、同社が2026年にCMFブランドの新型スマートフォン投入を見送ったことで誕生した新シリーズとして注目を集めています。
Snapdragon 6 Gen 4と8GB RAMを搭載
Geekbenchの登録情報によると、Nothing Phone (4b)にはQualcommの「Snapdragon 6 Gen 4」が搭載されるようです。

CPU構成は最大2.30GHzのプライムコア、2.21GHzのパフォーマンスコア、1.80GHzの高効率コアで構成され、GPUにはAdreno 810を採用。テスト機は8GB RAMとAndroid 16を搭載していました。
ベンチマークスコアは以下の通りです。
- シングルコア:1,088
- マルチコア:3,155
- OpenCL:2,896
性能的にはエントリーとミドルレンジの中間に位置する構成となりそうです。
CMFシリーズの代わりに登場する新モデル
Phone (4b)が誕生した背景には、部品価格の高騰があります。

Nothingの共同創業者であるアキス・エヴァンゲリディス氏は以前、RAMやストレージ価格の上昇によって、CMF Phone 3 Proを適正価格で投入することが難しくなったと説明していました。
その結果、NothingはCMFブランドの新型スマートフォン投入を見送り、新たにNothingブランドのラインアップとしてPhone (4b)を展開する方針を選択したとされています。
Aシリーズより下位の新ポジション
Nothingによると、Bシリーズは既存のAシリーズよりも下位に位置する新たなエントリーラインとして展開されます。
これまでNothingのスマートフォンはPhoneシリーズとAシリーズが中心でしたが、Phone (4b)によって価格帯の裾野を広げる狙いがあるようです。
インド市場では2万5000ルピー未満での投入が予想されており、現在の為替レートでは約4万3000円前後に相当します。
Nothing初のシングルカメラ搭載モデルに?
これまでのリーク情報では、Phone (4b)は背面にシングルカメラを搭載する可能性が指摘されています。
もし実現すれば、Nothingブランドのスマートフォンとしては初のシングルカメラ構成となります。近年は複数カメラ搭載が一般的になっていますが、コストを抑えつつ必要十分な機能を提供する方向性が見えてきます。
7月7日の正式発表へ
Nothingはすでに7月7日の発表を予告しており、販売パートナーであるFlipkartでも専用ページが公開されています。
今回のGeekbench掲載によって基本性能の一端が明らかになりましたが、ディスプレイやバッテリー、カメラ仕様など詳細はまだ不明です。
Phone (4b)は、価格高騰が続くスマートフォン市場の中で、Nothingが新たに切り開こうとしている低価格帯戦略の第一弾となる可能性があります。発表日が近づくにつれ、さらなる情報が明らかになりそうです。


