
Garminが、同社のハイエンドスマートウォッチ向けに新たな安定版アップデート「System Software 22.35」の配信を開始しました。今回のアップデートでは多数の新機能追加に加え、大規模な不具合修正も実施されており、ここ最近では最大級の内容となっています。
Fenix 8やEnduro 3など複数モデルが対象
今回のアップデート対象となるのは、Fenix 8シリーズをはじめ、Enduro 3、Fenix E、Quatix 8などの上位モデルです。一方で、Tactix 8については変更履歴に記載はあるものの、現時点では配信対象から外れています。
Garminは今月初め、ベータ版としてVersion 22.35を公開していましたが、今回正式に安定版としてグローバル展開を開始しました。前回の安定版「21.39」からは約2か月ぶりの大型更新となります。
新機能を多数追加、ゴルフやLTE機能も強化
今回のアップデートでは30項目以上の変更が行われており、そのうち新機能も複数含まれています。
特に注目されるのは、ゴルフ関連機能の強化です。新たに「golf performance glance」が追加され、プレイ状況をより素早く確認できるようになりました。また、Approach CT1タグへの対応も追加され、クラブごとのショット追跡機能も利用可能になります。
さらに、LTEモデル向けにはアクティビティ時の電源モード設定機能も追加。Garmin Messengerでは既読・配信済み表示にも対応しました。
そのほかにも以下のような新機能が含まれています。
・サイレントモードのショートカット対応
・遭難地点「Man Overboard」へのナビ機能
・キーボード設定へのスワイプアクセス
・タイマー起動時のレスポンス改善
・トレイルラン時の自動トラック検出無効化
バッテリー問題やクラッシュも多数修正
今回のアップデートでは、29件もの不具合修正も実施されています。
特に改善点として大きいのは、バッテリー消費関連の問題です。電話アシスタント機能や通話応答後に異常な電池消耗が発生するケースが修正されました。
また、Garmin Connectとの同期失敗、WhatsApp利用時の再起動、LiveTrack使用時のクラッシュ、GPS信号ロスト時にナビが終了してしまう問題など、実使用で影響の大きかった不具合も多数改善されています。
加えて、ECG測定後のタッチ操作不良や、天気アプリの更新停止、ウォッチフェイスの日の出・日の入り情報が更新されない問題など、細かなUI関連の不具合にも手が入っています。
安定性向上を重視した大型アップデートに
今回のSystem Software 22.35は、新機能追加だけでなく、全体的な安定性向上を重視した内容となっています。特にFenix 8シリーズでは、アウトドア用途やスポーツ用途で利用しているユーザーも多く、バッテリーやGPS関連の修正は体感差につながりそうです。
アップデートは無料で順次配信されており、Garmin Connect経由などで利用可能となっています。

