1週間ほど前に予告されていた、DXOMarkによるXperia 1 IIIのカメラ評価が先ほど公開されていました。
総合スコアは115ポイント。
昨年のXperia 1 IIと比べても僅か3ポイントのスコアアップということになります。
なお、これは115ポイントというスコアはSnapdragon 888搭載機種の中ではOneplus9と並んで最低スコア。
対iPhoneでは2世代前のiPhone 11 (119)ポイントよりも低い評価となっています。
ただ、今年はハード的にカメラが前モデルから据え置きだったGalaxy S21およびS21+のカメラ評価もイマイチだったので、そういった意味では国内最大のライバル機種に対しては大差がない、ともいえるのかもしれません。
また、Xperia 1 IIIとXperia 1 IIの評価内訳を比べてみると:
大半の項目では前モデルから評価がアップとなっていますが、「ノイズ」や「ボケ」の項目で逆にスコアを落としています。
個人的にはXperia 1 IIIのカメラは前モデルからかなり進化したという印象を受けているので、良ければ130ポイント台、悪くても120ポイント台中盤と予想していたのですが、これを大きく下回る結果となってしまいました。
ただ、先週当サイトで行った予想アンケートでは:
最も多い予想は121-130ポイントでしたが、120ポイント未満を予想していた方もかなりいました。
この方たちはとっては今回の結果は「まさか」ではなく「やはり」で幸か不幸か先見の目がある、ということでしょう。
なお、以下は同サイトが記事の最後にまとめていた同モデルのカメラの長所・短所
Xperia 1 IIIのカメラの長所
- メインカメラでの良好な露出
- 連続撮影でも安定したホワイトバランス
- 最終キャプチャに近いプレビュー画像
- スムーズな露光遷移と、明るい映像での発色の良さ。
- 明るい場所や屋内の映像でも低ノイズ
Xperia 1 IIIのカメラの短所
- ダイナミックレンジの制限により、写真や動画でハイライトがクリッピングする。
- すべての条件下でわずかなノイズ
- オートフォーカスの不具合、連続撮影や動画での不整合
- 微細なディテールの欠落
- フュージョンアーチファクト
- 超広角では露出が安定せず、中・望遠では露出が不足する。
- 屋内および低照度下でのビデオにおける不正確な肌の色調
- 低照度下での映像のノイズとディテールの欠如
ソース:DXOMark
コメント
そもそもゴミクソMarkの評価なんてあてにはならないけどね。
まあ、カメラコンセプトは同じなので1IIと1IIIとでは大差はないでしょうね。センサーがサムソンから変わったことや、その他改善したことが少しプラスになったぐらいでしょう。
補正かけまくりの写真の方が高いスコアがつけられるような測定していないんじゃ、しょうがない。