
ここ数週間、Google Pixelシリーズの一部ユーザーの間で、eSIMに関する不具合報告が相次いでいます。通信が突然不安定になるケースや、まったくネットワークに接続できなくなるケースなど、症状は一定ではなく、広い範囲で発生しているようです。
eSIM接続が不安定になる症状が拡大
ユーザーからの報告によると、eSIMが頻繁にモバイルネットワークへ接続できなくなる問題が発生しており、通信が途切れたり圏外表示が続いたりするケースが見られます。中には、問題発生以降まったくeSIMが利用できなくなったという声もあり、影響の度合いにはばらつきがある状況です。
また、これらの問題は特定の地域やキャリアに限定されているわけではなく、複数の環境で報告されている点も特徴です。
再起動で一時的に改善するケースも
一部のユーザーは、端末を再起動することで一時的に通信が復旧することを報告しています。ただし、その効果は長続きせず、数日後には再び同じ問題が発生するケースが多いようです。
さらに、eSIMの再発行や設定のやり直しでも改善しないという報告もあり、単純な設定不具合ではない可能性が指摘されています。
原因はベータ版ソフトやファームウェアの可能性
現時点でGoogleは明確な原因を発表していませんが、海外メディアの報道では、ユーザーがOTA(通常のアップデート)ではなく、手動で新しいファームウェアを適用したことが影響している可能性があると指摘されています。
特にAndroid 17のベータ版を導入しているユーザーの間で同様の問題が報告されていることから、ソフトウェアの先行版環境が関係している可能性があると見られています。ただし、これはあくまで推測の段階で、正式な原因はまだ確認されていません。
Pixel 9・Pixel 10シリーズで報告が目立つ
今回のeSIM問題は、特にGoogle Pixel 9およびGoogle Pixel 10シリーズでの報告が多いとされています。とはいえ、すべてのユーザーに発生しているわけではなく、限定的な環境で起きている可能性も残されています。
Googleは問題を認識し対応中
Googleは複数の不具合報告スレッドを通じてこの問題を認識しており、すでに調査と修正対応を進めているとされています。現時点では回避策や確定的な解決方法は示されていませんが、今後のソフトウェアアップデートでの修正が期待されています。
Pixelシリーズは過去にもバッテリー消費やブートループなど複数の不具合が報告されてきましたが、今回のeSIM問題もその一つとしてユーザーの間で注目されています。今後のアップデートでどこまで改善されるかが焦点となりそうです。


