
先日公開された映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の予告映像に登場した謎のフリップ型フォルダブル端末をめぐり、引き続きさまざまな憶測が広がっています。とりわけ海外掲示板Redditでは、この端末がソニー製、すなわち“Xperiaのフォルダブルモデル”である可能性について議論が活発化しています。
こうした中、過去のソニーの姿勢と現在の技術進歩を踏まえた興味深い指摘が投稿され、注目を集めています。
かつては「参入予定なし」──最大の理由は“折り目”
投稿によれば、ソニーはフォルダブルスマートフォン黎明期において、製品化の計画を持っていなかったとされています。その理由のひとつが、ディスプレイ中央に生じる“折り目(クリーズ)”の問題でした。

当時は折りたたみ構造そのものが発展途上であり、表示品質や耐久性の面で課題が多く、特に没入感やプレミアム路線を重視する同社にとっては看過できないポイントだったと考えられます。
技術進歩で状況は一変、折り目は“ほぼ気にならない”レベルへ
しかし近年、この状況は大きく変わりつつあります。たとえばOPPOの最新フォルダブル機とされる「Find N6」では、折り目の視認性が大幅に改善されていると指摘されています。(秋~冬リリースのiPhone Foldも同様の技術が採用されると言われています)
こうした進化により、「折り目が目立つ」というフォルダブル特有の弱点は、少なくとも以前ほど大きな障壁ではなくなりつつあります。
「折り目」が唯一の理由なら、Xperia Foldは現実的に?
今回の投稿者は、「もしソニーがフォルダブルを出していない唯一の理由が“折り目問題”だったとすれば、将来的にXperiaのフォルダブルモデルが登場する可能性は十分にある」との見方を示しています。
実際、前回の記事でも触れた通り、予告映像に登場した端末には折りたたみ動作やヒンジ構造らしき要素が確認されており、単なる小道具にとどまらない可能性も指摘されています。
映画内登場が“伏線”となる可能性も
ソニー作品において、劇中デバイスが実在製品や今後の展開を示唆するケースはこれまでにも見られました。今回の端末が仮に試作機、あるいは将来製品のコンセプト的な存在であった場合、「Xperia Flip」や“Xperia Fold”といった新カテゴリの登場につながる可能性も否定できません。
まとめ
現時点では、予告映像に登場したフォルダブル端末の正体は依然として不明です。ただし、
- かつては折り目問題を理由に参入を見送っていた可能性
- 技術進歩によりその課題が大きく改善されている現状
- 映画内にそれらしきデバイスが登場している事実
といった要素を踏まえると、ソニーがフォルダブル市場に参入するシナリオは、もはや“非現実的”とは言えない段階に来ているのかもしれません。今後の動向に引き続き注目が集まりそうです。
