
Google Pixel シリーズ向けに配信された最新ソフトウェアアップデートの後、バッテリー充電の挙動に変化が見られるとの報告がユーザーの間で話題になっています。海外掲示板のRedditでは、充電上限を80%に制限する機能を利用しているユーザーから、80%に到達する直前で充電速度が大幅に低下するという声が相次いでいます。
77〜78%付近から急激に充電速度が低下
Pixelにはバッテリーの劣化を抑える目的で、充電上限を80%に制限できる機能が用意されています。この機能を有効にすると、通常は充電が80%に達した時点で停止します。
ところが今回の報告によると、最新アップデート後は挙動が変化し、約77%前後に到達した時点で充電電流が低下するモードに切り替わるようになったとのことです。その結果、残り数%の充電に通常よりも長い時間がかかるケースが確認されています。
実際のユーザー報告では、次のような例が挙げられています。
- 77%から80%まで約45分かかった
- 78%から80%まで30分以上かかった
- 75%付近でしばらく充電が停滞した後、ゆっくり80%に到達する
従来は80%直前までほぼ通常の速度で充電されていたため、アップデート後の変化に戸惑うユーザーも少なくないようです。
Googleは仕様変更との見解
この問題についてはGoogleのバグトラッカーでも議論が行われており、開発者によるコメントでは不具合ではなく新しい動作仕様であると説明されています。
現行のソフトウェアでは、端末は約77%までは通常の速度で充電し、その後は電流を抑えながら80%まで到達する仕組みに変更されたとのことです。
この挙動により充電完了までの時間はやや長くなるものの、バッテリーへの負荷や発熱を抑える目的があるとされています。Google側もユーザー体験の最適化について現在調整を進めているとしています。
ユーザーの反応は賛否
Redditではこの変更についてさまざまな意見が投稿されています。
肯定的な意見としては、
- 発熱を減らせるならバッテリー寿命には良い
- 80%制限を使う人はバッテリー保護を重視しているはず
といった声があります。
一方で否定的な意見も多く、
- たった3%の充電に45分は長すぎる
- 80%制限のメリットが薄れる
- バグではないか
といった指摘も見られます。
また、充電制限をオフにして100%まで充電する設定に変更すると、従来通りの速度で充電されるという報告もあるようです。
今後調整が入る可能性も
現時点では、この挙動は意図的な仕様変更と説明されていますが、ユーザーからのフィードバックを踏まえて今後調整が行われる可能性もあります。
Pixelシリーズはソフトウェアアップデートによる挙動変更が比較的多いことでも知られており、今回の充電仕様についても今後のアップデートで改善や調整が入るか注目されそうです。


