ソニー、新型グローバルシャッターセンサー発表 最大136fpsの超高速撮影に対応

ソニーは、産業用途向けの新型イメージセンサー「IMX928」と「IMX929」を発表しました。いずれもグローバルシャッター方式を採用し、高解像度と高速読み出しを両立したモデルで、将来的には民生用カメラ技術にも影響を与える可能性があるとして注目されています。

IMX928とIMX929、産業用途を見据えた新世代センサー

今回発表された2つのセンサーは、先行モデルであるIMX927の技術をベースにしつつ、より小型なセンサーフォーマットと高速性能に重点を置いて設計されています。ソニーは、工場の自動化や精密検査など、より高度な産業イメージング分野への展開を強化する狙いです。

68MPと50MPのスクエアセンサーを採用

IMX928は約6,816万画素のグローバルシャッターセンサーで、サイズは22.5×22.5mmの正方形フォーマットを採用しています。一般的なフルサイズセンサー(24×36mm)より横幅は狭いものの、高さは近く、高解像度を保ちながらもシステム全体の小型化に貢献します。

一方のIMX929は、さらにコンパクトな19.9×19.9mmサイズで、約5,079万画素を実現しています。APS-Cセンサーよりも縦方向が大きく、横方向が狭い独自のサイズ感となっており、限られたスペースでも高性能を発揮できる設計です。

最大136fpsの超高速読み出し性能

両センサーの最大の特徴は、その高速性能にあります。IMX928は12bit出力で最大90fps、IMX929は同条件で最大136fpsに対応します。従来モデルのIMX927が約1億500万画素で最大73fpsだったことを考えると、速度面で大きな進化を遂げています。

グローバルシャッター方式により、被写体の動きによる歪みを抑えられるため、高速搬送ラインや精密な外観検査、3D計測など、厳しい条件下での撮影に適しています。

将来の民生用カメラ技術への波及にも期待

ソニーは、解像度・速度・信頼性のバランスを取りながら、システム全体の設計自由度を高めた点を強調しています。今回の技術は主に産業用途向けですが、これまでの流れを考えると、将来的にデジタルカメラや映像機器など、一般向け製品に応用される可能性もありそうです。

高速化と小型化を両立した新型センサーの登場により、産業用イメージングの現場だけでなく、ソニーのカメラ技術全体がどのように進化していくのか、今後の動向にも注目が集まります。

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