
HyperOS 3の展開が続く中、Xiaomiが次期バージョンとなるHyperOS 4の存在をうっかり示唆した可能性が浮上しました。公式の不具合報告チャンネルに掲載された情報から、すでに開発が進んでいることをうかがわせる内容が確認されています。
公式バグレポート内で初めてHyperOS 4に言及
今回注目されているのは、Xiaomiが公開した最新の週間バグレポートです。その中の項目のひとつ、システムランチャーが強制終了する不具合についての対応状況において、「修正は次回のOS4メジャーアップデートで実装予定」と記載されていました。

このOS4という表現が、次期メジャーアップデートであるHyperOS 4を指していると見られています。
早期リリースの可能性も浮上
Xiaomiが公式にHyperOS 4の名称を明示したのは、これが初めてとなります。詳細な情報は明らかにされていないものの、複数の不具合修正を次期大型アップデートにまとめて反映するとしている点から、すでにHyperOS 4の開発が本格化している可能性があります。
その場合、リリース時期が従来より前倒しされることも考えられそうです。
Android側の動きが影響か
今年はGoogleが例年より早い6月にAndroid 16を公開し、Samsungも7月には安定版を提供するなど、各社のアップデートサイクルが前倒しされました。Android 17についても同様のスケジュールが予想されており、こうした流れがXiaomiのソフトウェア戦略に影響している可能性があります。
HyperOS 3.1を飛ばす可能性も
もしHyperOS 4の準備が急ピッチで進められているとすれば、HyperOS 3.1のような中間アップデートを省略し、次の大型アップデートへ直接移行する選択肢も考えられます。実際、現在も多くの端末がHyperOS 3の配信待ちの状態にあります。
現時点でXiaomiはHyperOS 4の存在や早期リリースについて正式な発表は行っていません。ただ、公式文書内でOS4という表現が使われたこと自体が異例であり、次の展開に注目が集まります。今後、新たな情報が入り次第、続報が期待されそうです。

