
Xiaomiの次期最上位モデルとなるXiaomi 17 Ultraについて、グローバル向けとみられる端末が各種認証データベースに登場しました。FCCおよびIMEIの両方で確認されたことで、発表が近づいている可能性が高まっています。
FCCとIMEIでグローバル版の存在が判明
今回確認されたのは、型番が2512BPNDAGとされるモデルです。FCCの認証情報にはFCC IDも記載されており、この端末がAndroid 16ベースのHyperOS 3を搭載することが明らかになっています。また、Eラベルの情報から、欧州市場での展開も想定されていることが読み取れます。

対応通信方式は2Gから5Gまで幅広く、Wi-Fi 4から最新のWi-Fi 7、Bluetooth、NFCにも対応するなど、最上位モデルらしい充実した仕様です。さらに、110~148kHz帯でのワイヤレス給電に対応していることも確認されており、ワイヤレス充電機能の搭載はほぼ確実と見られます。
中国版では100W急速充電対応が確認済み
なお、すでに中国向けモデルとされる型番2512BPNDACは、中国の3C認証サイトに登場しており、100Wの有線急速充電に対応することが判明しています。グローバル版についても、同等の充電性能が採用される可能性が高そうです。
カメラや性能面はUltraらしい構成に
リーク情報や流出したとされる実機画像からは、背面にトリプルカメラを搭載する構成が示唆されています。カメラ仕様としては、1インチサイズの50MPメインカメラ、200MPのペリスコープ望遠カメラ、50MPの超広角カメラを組み合わせるという噂が有力です。
SoCにはQualcommのSnapdragon 8 Elite Gen 5を採用し、バッテリー容量は6,000~7,000mAhクラスになるとも伝えられています。性能、撮影機能、電池持ちのいずれも、Xiaomiのフラッグシップらしい仕上がりが期待されます。
発売時期は年末から来年初頭が有力か
中国市場では、2025年12月下旬ごろの発表が噂されています。一方、グローバル展開の詳細はまだ不明ですが、Xiaomi 15シリーズでは無印モデルとUltraモデルが同時に海外展開された経緯もあります。その流れを踏襲するのであれば、2026年初頭にグローバル発表が行われる可能性も考えられます。
現時点では確定情報ではありませんが、FCC認証を通過したことで、Xiaomi 17 Ultraの登場が現実味を帯びてきたと言えそうです。今後の正式発表に注目が集まります。


