Pixel 10シリーズに「テレマクロ」搭載──マクロ撮影が劇的進化へ

望遠レンズで接写可能に、新しいマクロ体験を実現

Googleの次期スマートフォン「Pixel 10」シリーズにおいて、新たにテレマクロ撮影機能が搭載されることが明らかになりました。これにより、従来の広角レンズによるマクロ撮影に加えて、5倍望遠カメラを活用した高精細な接写が可能になります。

近年、スマートフォンカメラの進化に伴い、テレマクロに注目するメーカーが増えつつあります。OPPOは今年初めに発売した「Find N5」でこの機能を取り入れ、OnePlus 13でも公式に言及はなかったものの実質的にテレマクロ対応となっており、今後もこのトレンドは拡大していくと見られています。

状況に応じてレンズを自動切替、2つのマクロを使い分け

Pixel 10では、既存の超広角カメラによるマクロ撮影機能を維持しつつ、新たに望遠カメラでのマクロ撮影も可能になります。これは、被写体との距離に応じて、どちらのカメラを使用するかが自動で判断される設計です。

望遠レンズを使ったマクロには複数の利点があります。光学性能が一般的に広角よりも優れているため、被写体のディテールをより正確に捉えることができます。また、カメラと被写体の距離を確保できるため、昆虫のような接近を嫌う被写体の撮影にも有利です。さらに、スマートフォン本体や手によって光が遮られにくくなり、マクロ撮影に必要な光量を確保しやすくなるというメリットもあります。

Pixel 10の発表は8月20日、全モデルが同時発売へ?

GoogleはPixel 10シリーズを2025年8月20日に開催される「Made by Google」イベントで正式発表し、同日から予約受付を開始する予定です。発売日は8月28日とされており、これはPixel 9シリーズより約1週間遅い日程です。なお、Pixel 9ではモデルごとに発売日が分かれていましたが、今回はPixel 10の全4モデルが同時発売となる見込みです。

カラーバリエーションも刷新、新鮮なラインアップに

Pixel 10シリーズでは、従来のObsidian(黒)やPorcelain(白)が廃止され、新たなカラーバリエーションが登場します。

  • Pixel 10:Ultra Blue、Limoncello、Iris、Midnight
  • Pixel 10 Pro/Pro XL:Sterling Gray、Light Porcelain、Midnight、Smoky Green
  • Pixel 10 Pro Fold:Sterling Gray、Smoky Green

これまでとは一線を画すカラー展開により、デザイン面でも大きな刷新が期待されています。

接写撮影の楽しみが広がるPixel 10に注目

テレマクロという新しい視点を取り入れることで、Pixel 10は写真好きユーザーにとってさらに魅力的な選択肢となりそうです。高性能な撮影機能に加え、同時発売や新色など、製品全体としての完成度がさらに高まることが期待されます。8月の正式発表に向け、今後の続報にも注目が集まります。

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