
Snapdragon 8s Gen 4を搭載した次期フラッグシップ級スマートフォン「Poco F7」の詳細がリークされ、外観・スペックともにほぼ全情報が明らかになりました。ブラックモデルの高精細レンダリング画像が出回った直後、著名リーカーSudhanshu Ambhore氏によって、ホワイトとシルバーのスペシャルエディションも含めた全体像が公開されています。
シンプル派と個性派、2つの外観デザイン
外装デザインはバリエーションによって大きく異なります。ブラックおよびホワイトモデルは、光沢のあるシンプルな仕上げが特徴で、背面左上に縦配置されたデュアルカメラユニット、そして下部には控えめに「Poco」のロゴが配置されています。装飾や模様のない、ミニマル志向のデザインです。

一方、スペシャルエディションモデルは対照的に大胆なビジュアルを採用。背面は斜めに2トーンで分かれており、上部にはダミーの通気口や回路模様、さらにSnapdragonのロゴまでデザインされています。下部はヘアライン加工されたシルバーで仕上げられ、右側にPocoロゴが配されています。個性的なデザインを好むユーザーには刺さる仕様といえそうです。

最新SoCと大容量バッテリーでパフォーマンス強化
内部仕様では、Snapdragon 8s Gen 4を搭載し、メモリは高速なLPDDR5X、ストレージもUFS 4.1を採用するなど、パフォーマンスを重視した構成になっています。
ディスプレイは6.83インチのAMOLEDパネルで、解像度は2772×1280ピクセル、リフレッシュレートは120Hzに対応。ピーク輝度は3200ニト、さらに3840HzのPWM調光や480Hzのタッチサンプリングレートにも対応し、表示品質と応答性の両立が図られています。
カメラ構成とバッテリー仕様にも注目
フロントカメラには2000万画素のセンサーが内蔵されており、パンチホール型でディスプレイ内に収められています。背面には5000万画素のSony IMX882センサー(F1.5・OIS付き)と800万画素の超広角カメラを搭載。カメラ性能にも抜かりはなさそうです。

バッテリーに関しては、グローバル版が6,500mAh、インド市場向けにはさらに大容量の7,550mAhが搭載される見込みです。いずれも最大90Wの急速充電に対応します。
防水・防塵や次世代接続にも対応
耐久性と利便性の面でも充実しており、IP68準拠の防水・防塵性能を備え、次世代規格のWi-Fi 7にも対応。生体認証は画面内光学式指紋センサーを採用しています。ソフトウェア面では、Android 15をベースにしたXiaomi独自のHyperOS 2が搭載される予定です。

本体素材はガラス背面+アルミフレーム構成で、高級感のある質感ながら、バッテリー容量によっては重量は215g超になるとのことです。
正式発表の日程はまだ明らかになっていませんが、ここまで情報が出そろっていることから、公式発表は目前と見られます。Pocoシリーズの次なる一手として、F7は性能・デザインともに話題を呼ぶモデルとなりそうです。ハイパフォーマンスなミッドレンジスマートフォンを探している方は、続報に注目しておくとよいでしょう。