
7月に予定されているSamsungの次回「Galaxy Unpacked」イベントに先駆けて、次世代フォルダブルスマートフォン「Galaxy Z Flip 7」に関する新たな情報が浮上しています。これまでのリークに加え、新たに流出したOne UI 8のファームウェアデータから、カバーディスプレイの大幅な拡張が明らかになりました。従来モデルとは一線を画す進化となりそうです。
カバーディスプレイは“端から端まで”の大型化へ
海外メディアのAndroidHeadlinesによると、One UI 8の内部ファイルから、Galaxy Z Flip 7には端から端まで広がる4インチサイズのカバーディスプレイが搭載されることが確認されたとのことです。これは、従来の3.4インチからの大幅なサイズアップとなり、同じくフォルダブル市場をにぎわすMotorola Razr 60 Ultraに正面から対抗する構えとも言えます。
この新ディスプレイはデュアルカメラ周囲まで画面が広がる設計となっており、見た目にも大胆な印象を与えるほか、アプリの操作性や通知の確認といった実用面でも恩恵が大きいと見られます。画面を開かなくてもできることが格段に増えることで、Z Flipシリーズの利便性はさらに高まるでしょう。
Z Flip 7の仕様情報も続々と判明
Galaxy Z Flip 7には、Samsung独自の**次世代チップセット「Exynos 2500」**が搭載される可能性が高く、これまでSnapdragon一択だった構成に変化が見られそうです。OSには、Android 16ベースのOne UI 8がプリインストールされるとされ、最新のソフトウェア体験が提供されます。
さらに、中国の3C認証データからは、4,174mAhのバッテリーと25Wの急速充電に対応することも判明しています。バッテリー容量の拡大と充電性能のバランスが取れた仕様で、日常的な使い勝手の向上が期待されます。
折りたたみスマホ市場は今、コンパクトモデルでも高性能化が進む過渡期にあります。Galaxy Z Flip 7はその中でもデザインと実用性の両面で一歩先を行く進化を遂げる可能性が高く、正式発表がますます待ち遠しくなります。イベント本番での発表に注目が集まります。