
本日シャオミがXiaomi 15/15 Ultraと同時に正式発表した最新ミッドレンジモデル、Redmi Notw 14 Pro 5G。
Dimensity 7400 Ultraを搭載したRedmiの主力モデルの一つですが、シャオミは少し前にもう一つのサブブランド、POCOからPOCO X7 Proをリリースしたばかりです。
そしてこれら二つのモデルの最大の違いは搭載チップセットで、Redmi Note 14 Pro 5GにDimensity 7400 Ultraが、POCO X7 ProにはDimensity 8400 Ultraが搭載されています。
一方で、両モデルに価格はというと:
- POCO X7 Pro 8GB/256GBの価格:49,980円
- Redmi Note 14 Pro 8GB/256GBの価格:45,980円
つまり、両モデルの価格差は4000円、1割以下という事になります。
Redmi Note 14 Pro vs. POCO X7 Proのベンチマーク性能比較
一方、両モデルのGeekbench 6におけるベンチマーク性能を比較してみると:

Redmi Note 14 Proのベンチマークスコアはシングルコアが1000ポイント程度、マルチコアが2900ポイント程度。POCO X7 Proのスコアはシングルコアが1500ポイント程度、マルチコアが6200ポイント程度となっています。
つまり、Redmi Note 14 ProよりもPOCO X7 Proの方がシングルコアで1.5倍、マルチコアでは2倍以上性能が上ということになります。価格差が1割未満なのに、性能差は約2倍ということになります。
もちろん、両モデルにはチップ性能以外のスペックの違いはあります。ただ、その違いは一長一短で、どちらが優れているとは言えません。
そのため、単純にパフォーマンスで言うとRedmi Note 14 ProはPOCO X7 Proと比べるとかなり割高と言わざる得ません。