Pocoの次期フラッグシップモデル「Poco F7 Ultra」の情報が、Geekbench AIのデータベースで発見されました。これにより、同端末の一部スペックが明らかになり、特にAI性能の最適化に力を入れたモデルである可能性が浮上しています。Poco F7シリーズは今月中にグローバル市場で発表されると噂されており、正式な発表が待たれます。
Geekbench AIに登場、Poco F7 Ultraの性能とは？
Geekbench AIのリストには、「Xiaomi 24122RKC7G」という型番のデバイスが登録されており、これは1月にインドネシアのSDPPI認証で「Poco F7 Ultra」として確認されたモデルと一致しています。モデル番号の末尾「G」はグローバル版を示しており、世界市場向けの端末であることがわかります。
リストによると、Poco F7 UltraにはSnapdragon 8 Eliteが搭載されており、4.32GHzで動作するプライムコア2基と、3.53GHzのパフォーマンスコア5基を備えた高性能なチップセットを採用しているようです。また、Adreno 830 GPUを搭載し、16GBのRAMとAndroid 15を搭載していることが確認されました。
特筆すべきは、Geekbench AIのスコアが単純な処理能力よりもAI性能の最適化を重視した設計になっている点です。AI処理に特化したチューニングが施されている可能性があり、実際の使用感にも影響を与えるかもしれません。
Poco F7 Ultraの予想スペック
Poco F7 Ultraは、中国市場向けのRedmi K80 Proのリブランド版と見られています。そのため、以下のような仕様が予想されています。
- ディスプレイ: 6.67インチのフラットOLEDパネル（2K解像度、120Hzリフレッシュレート、超音波式画面内指紋認証）
- チップセット: Snapdragon 8 Elite
- メモリ・ストレージ: 最大16GB RAM、最大1TBストレージ
- バッテリー: 6,000mAh、120W有線充電＆50Wワイヤレス充電対応
- カメラ:
- フロント: 20MP
- リア: 50MP（OIS対応メインカメラ）+ 32MP（超広角）+ 50MP（OIS対応2倍光学ズーム望遠）
また、Poco独自の「HyperOS 2.0」を搭載し、Android 15ベースのシステムが提供される見込みです。
グローバル発表は間近か？
Poco F7 Ultraは、シリーズの中でも最もハイスペックなモデルとして登場する可能性が高く、特にAI処理性能の向上が特徴となるかもしれません。正式発表は今月中に行われると予想されており、発売時期や価格についての続報にも注目です。
