サムスンの最新フラッグシップモデル、Galaxy S25シリーズがついに登場しました。今年は例年よりも約2か月早い国内リリースとなり、多くの注目を集めています。最新のSnapdragon 8 Elite for Galaxyを全モデルに搭載するなど、最先端技術を惜しみなく投入したシリーズですが、性能進化に関する「ある違い」が話題になっています。
Galaxy S25とS25 Ultra、性能進化の「差」に注目
サムスン米国公式サイトのデータによると、Galaxy S25とGalaxy S25 Ultraの性能向上幅には微妙な違いがあることが判明しました。以下は、前モデル(Galaxy S24シリーズ)との比較データです:
- Galaxy S25
- CPU性能:39%向上
- GPU性能:25%向上
- NPU性能:41%向上
- Galaxy S25 Ultra
- CPU性能:37%向上
- GPU性能:30%向上
- NPU性能:40%向上
これを見ると、CPU性能の向上率はGalaxy S25がS25 Ultraを上回る一方で、GPU性能の向上率は逆にS25 Ultraの方が優れているという、興味深い違いが浮かび上がります。さらに、NPU性能の向上幅はほぼ互角という結果です。
日本版サイトではGalaxy S25の性能向上幅の記述なし
日本版公式サイトでは、Galaxy S25 Ultraの性能向上に関する具体的な数値が明記されていますが、Galaxy S25にはこれらの記述が一切ありません。これが何を意味するのかは不明ですが、地域ごとのマーケティング戦略や、モデルごとの訴求ポイントの違いが影響している可能性があります。
Snapdragon搭載モデルでもなぜ違いが?
今回のGalaxy S25シリーズは、国や地域を問わずすべてSnapdragon 8 Elite for Galaxyを採用しており、これが性能差に直接関わるとは考えにくい状況です。昨年のGalaxy S24シリーズでは、S24 Ultraが無印モデルよりもわずかに高いCPUベンチマークスコアを記録していましたが、今回のS25シリーズではその傾向が変化した可能性もあります。
仮に、CPU性能の差がなくなった場合、これが性能向上率の違いに影響しているのかもしれません。この点について、サムスンからの公式な説明が待たれるところです。
まとめ:注目すべきGalaxy S25シリーズの「進化バランス」
Galaxy S25とGalaxy S25 Ultraは、どちらも非常に魅力的なモデルですが、性能進化のバランスには興味深い違いが存在します。この違いがユーザー体験にどのような影響を与えるのか、今後の実機レビューが楽しみです。
これによると、Galaxy S25の性能はGalaxy S24と比較してCPUが39%、GPUが25%、NPUが41%の向上となっています。
一方、Galaxy S25 Ultraを見てみると:
Galaxy S25 UltraのGalaxy S24 Ultraからの性能進化はCPUが37%、GPUが30%、NPUが40%の向上となっています。
つまり、CPU性能の性能向上%においてはGalaxy S25 UltraよりもGalaxy S25の方が大きく、GPUではGalaxy S25よりもGalaxy S25 Ultraの方が大きい、ということになります。
ちなみにサムスンの日本公式サイト内にはGalaxy S25 Ultraのパフォーマンス向上に関する記述はありますが、Galaxy S25のページにはこのCPUやGPUの前モデルからの性能向上パーセントに関する記述はありません。
一瞬、Exynosとの比較?かとも思ったのですが、米国のGalaxy Sシリーズは日本同様、過去モデルからSnapdragon 8シリーズが採用されているので、それが理由という可能性は消滅。
そういえば、昨年のGalaxy S24シリーズではS24よりもS24 Ultraの方が若干GeekbenchなどのCPUベンチマークスコアは高かったと記憶しています。
一方、もし今回のS25でS25とS25 UltraのCPU性能差がなくなったとすれば、少なくともCPU性能の向上幅%の違いについて説明がつきます。
いずれにせよ、サムスンからのこの違いについての公式な説明が欲しいところです。
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