2024年に発売された「Nothing Phone (2a)」は、約25,000円以下という手頃な価格でありながら、特徴的なGlyphデザインや透明感のあるプレミアムな筐体、Nothing OSを搭載し、多くの注目を集めました。そして約1年が経過した今、同社はその後継モデルである「Nothing Phone (3a)」および「Nothing Phone (3a) Plus」の発売準備を進めているようです。
Snapdragonプロセッサや新しいカメラ機能を搭載すると噂されるこの新モデルについて、現在わかっている情報を詳しく解説します。
発売時期についての予測
Nothing Phone (3a)シリーズの発売時期に関して、以下のような噂が広がっています。
- 公式メールからのヒント
NothingのCEOであるCarl Pei氏が送信したとされるメールのスクリーンショットには、「2025年第一四半期に世界が興奮するスマートフォンを発売する」との記載がありました。この記述から、Phone (3a)シリーズがその対象である可能性が高いと見られています。 - 公式動画での発言
NothingのYouTubeチャンネルに投稿された動画内で、同社の幹部が「次の製品は2025年4月にデビューする」と発言。これがPhone (3a)シリーズを指している可能性があります。
予想される仕様
現時点で明らかになっている、または噂されているPhone (3a)シリーズの主なスペックをまとめました。
プロセッサ
Phone (3a)シリーズにはQualcomm Snapdragon 7s Gen 3が搭載される見込みです。このプロセッサは、すでに「Redmi Note 14 Pro+」や「Realme 14 Pro+」に採用されており、高いパフォーマンスを発揮することで評価されています。
- CPU構成:1x Cortex-A720(2.5 GHz)、3x Cortex-A720(2.4 GHz)、4x Cortex-A520(1.8 GHz)
- GPU:Adreno 810
- 製造プロセス:4nm
- メモリ/ストレージ:LPDDR5(3200 MHz)、UFS 2.2またはUFS 3.1
Geekbenchのテストでは、Phone (3a)がシングルコアで1,149、マルチコアで2,813というスコアを記録しており、競合モデルと同等の性能が期待できます。
カメラ
カメラ構成についての詳細はまだ不明ですが、以下の特徴が予想されています。
- Telephoto(望遠)レンズをPhone (3a)に搭載
- Phone (3a) PlusにはPeriscope(ペリスコープ式望遠)レンズが追加される可能性
- 前モデルと同様に、50MPの高解像度カメラを採用する見込み
バッテリー
リーク情報によると、Phone (3a)には4,290mAhのバッテリーが搭載されるとされていますが、前モデルの5,000mAhと比較するとやや控えめです。この情報には慎重な姿勢が必要でしょう。
また、従来のNothing製品と同様に、充電アダプターが同梱されない可能性が高いです。
ソフトウェア
Phone (3a)シリーズには、最新のAndroid 15ベースのNothing OS 3.0がプリインストールされる見込みです。これにより、通知パネルやロック画面、ウィジェット、フォントなどが一新され、ユーザー体験が向上すると期待されています。
ディスプレイ & デザイン
具体的な情報はまだ明らかになっていませんが、Phone (2a)の仕様から推測すると、6.7インチ AMOLEDディスプレイ(120Hz対応)を継承する可能性があります。また、Glyphライトの新しいデザインも搭載されると見られています。
その他の特徴
- eSIM対応:Phone (3a)シリーズは、eSIMとnano-SIMのデュアル対応が予定されています。
- デザイン:これまでのNothing製品と同様に、平らな側面を持つボクシーデザインが採用される見込みです。
- 指紋認証:画面内光学式指紋認証が搭載される可能性があります。
まとめ
Nothing Phone (3a)シリーズは、プレミアムなデザインと機能を手頃な価格で提供し、再びスマートフォン市場で注目を集めることが予想されます。大容量バッテリー、最新プロセッサ、新デザインのGlyphライトなど、多くの進化が期待されるこのモデルの正式発表が待ち遠しいですね。
最新情報が入り次第、引き続きお届けしますのでお楽しみに!
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